2012年8月12日日曜日

バットマンとOWS

映画「ダークナイトライジング」を観ました。

前作「ダークナイト」が傑作だったので期待していたのですが、いまいちでした。

驚いたのは、

ニューヨークのOWS(occupy wall street)のパロディーが出てきたこと。

警官隊が”善玉”で、彼らと戦うホームレス市民は”悪役”

ということになっていましたが、

これを逆にした方が面白かったのではないか、と思います。

証券取引場をベインが襲撃し、株価が暴落してブルース・ウエインが破産する、

というストーリーも

リーマンショックのような米国の最近の時事問題を扱っているみたいで、

アメコミ映画にしてはかなり社会派仕立てに仕上がっているようですが、

せっかく金融問題を扱っているなら、悪の親玉が金融業者で、

その支配下にいる警官が一般市民をいたぶり、

それを正義の味方、バットマンが懲らしめる、

というふうにした方が面白かったと思います。




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