さて、いつの頃からか米国のお祭りであるはずのハロウィーンが、嘘か本当か日本でも定着したという記事をこの時期に目にするようになった。
ネットを調べてみると何のことない、電通が経済効果ありと称して、勝手に流行らせているだけのこと。
それにしても、こんな気持ち悪いお祭りを流行らせないでほしい。ホラー映画は夜眠れなくなるから、一切見ない主義だ。
もともとハロウィーンは英国では一部の悪魔崇拝者たちの祭りだったのが、米国ではなぜか一般大衆に広まってしまったという。
スカルプアンドボーンズ当たりが、その昔、広めたのではないかと邪推してしまう。
ところでハロウィーンと言えばパンプキンである。
ある米国人が日本に来て驚いたこと。それはパンプキンをカボチャと誤訳し、カボチャを材料にパンプキンパイを作っていることだった。
パンプキンはカボチャではない。パンプキンは果物、カボチャは野菜。カボチャは正確には英語でスクワッシュ。パンプキンとはちがう食材だ。
果物だからパンプキンは洋菓子の材料になるが、野菜でパイとは、白菜ケーキやネギクッキーみたいなもの。だから日本のパンプキンパイを見て、彼は「オエッ」となったらしい。
明治時代の日本人の偉い人がまちがって翻訳したのだろう。「ハイカラ」の一種か。
それはともかく、ハロウィーンは麻薬、銃社会、高犯罪率ともども、米国から持ち込んだり、まねをしたりしない方がいいカルチャーの一種だと思われる。
どうせ米国のお祭りを持ってくるなら11月のサンクスギビングデーの方がましだ。だが七面鳥料理はまずいと聞く。
そこで提案したいのが夏至祭りである。
天体の動きで一年を分けると、夏至と冬至で二分割できる。これに春分、秋分を加えると四分割だ。
クリスマスは、もともと古代ケルト人の冬至祭りが、キリスト生誕祭にすり替わったという説がネットでは一般的だ。
春分、秋分はお彼岸で、そば屋では夏メニューと冬メニューを切り替える。
つまり日本でも春分、秋分、冬至は、特別の日として定着しているが、夏至の日だけは何もしない。もっとも京都ではお祭りがあり、和菓子を食べる習慣があるらしい。
夏至祭りは現在でも北欧で盛んなようだ。古代ケルト人にとって、夏至祭りが一年で最大の祭りで、冬至祭りであるクリスマスは、そのおまけみたいなものだった。
ハロウィーンなんかやめて、夏至の日を祭日にして、この日はみんなで寿司を食べる、というのはどうだろう。この方がよほど日本人向けだ。
回転寿司店や漁業業界の経済効果はまちがいなし。電通さん、いかがですか。
2015年10月29日木曜日
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