2020年11月12日木曜日

大江健三郎 VS 手塚治虫 (vs アントニオ猪木の技)

大江健三郎の小説、手塚治虫の漫画、そしてアントニオ猪木の技。 

三者を比較した悪ノリ大江文学論です。


①今読むと駄作だが、この作品で作者はメジャーになった

大江:飼育

手塚:宝島

猪木:コブラツイスト


②ミーハーな読者が勝手に代表作だと思っている駄作

大江:洪水はわが魂に及び、万延元年フットボール

手塚:鉄腕アトム、ジャングル大帝

猪木:卍固め、ジャーマンスープレックス


③評論家がこれぞ作者のライフワークと絶賛するも、一般読者はまず読んでない

大江:同時代ゲーム、M/Tと森のフシギの物語

手塚:火の鳥、ブッタ

猪木:腕折り


④全盛期を過ぎた作者が老体にムチ打って書いた、いぶし銀の会心作

大江:雨の木を聴く女たち

手塚:ブラックジャック

猪木:延髄斬り


...ということで、レインツリーは大江健三郎の”延髄斬り”だったというのがオチです。


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