2011年6月12日日曜日

ネット芸能文化人について

自分の中ではメディアの中心がテレビからネットに移行して数年経っています。
以前もこのブログで書いたと思いますが、ネットの世界にはテレビにはなかったタイプの芸能人や文化人がいるようです。
以下、自分がファンになったネット芸能文化人を紹介します。

①ジェット☆ダイスケ
ネット芸能文化人と言えばNo.1ポッドキャスター、ジェット☆ダイスケなしには語れません。
ネットやITを最大限活用して表現しているという点でかっこよく、多芸多才にして知的で、かつ地上波テレビのお笑い芸人より、よっぽど笑えるネット芸能文化人。それがジェット☆ダイスケなのです。
以前、彼のレトルトカレーのCM動画は、消費者目線の新しい広告だと評した評論家がいました。

②Cooking with Dog のおばさん
YouTubeの番組「Cooking with Dog」で、日本の家庭料理を中心に様々なレシピを英語で紹介。この前、この番組の通りにカスタードプリンを作ってみました。
観ているのは日本人より米国人の方が多いでしょう。Face BookかYouTubeのコメントで「女性シェフの名前を教えてほしい。これは重要なことだ」という英語の書き込みがありました。私も彼女の名前が知りたいです。本名ではなく芸名、またはハンドルネームでもいいですので、是非、知りたいです。因みにこの番組のホストの犬の名はフランシスです。

③リチャード・コシミズ
さて、3.11人工地震テロでは覚醒者が急増したのではないでしょうか。”寸止め”ジャーナリストなら他にいくらでもいるが、触れてはならない陰謀論の核心を包み隠さず暴露するのは、ネット・ジャーナリストにして独立党の大将、RKだけ。
今、時代の大きな節目に来ていることが彼の動画やブログから実感できます。私は独立党の心情党員になった人の気持ちがわかる、”心情”心情党員といったところです。

④finalvent
ご存じ「極東ブログ」のアルファーブロガー。政治経済から、国際問題、最新テクノロジー、果ては料理のレシピまで、教養の広さと深さには敬服します。
その知性にもまして興味深いのがブログならではの独特の文体を確立したことです。立花隆とは一味違う「知の巨人」系ジャーナリストといったところでしょう。

⑤Limor Fried
Ustreamの番組「Ask an engineer」を観ている日本人は何人いるでしょうか。日本では日曜日の正午くらいですが、実況しているニューヨークでは土曜日の夜です。
MIT出身の彼女はadafruit社の創業社長にしてエレクトロニクスのエンジニア。世界的にも米国的にも女性の科学者はともかく、女性のエンジニアで大成した人は珍しいようです。
この番組で知ったのですが、世界最初のプログラマーとされている女性、Adaの誕生日は「女性エンジニアの日」に制定されているようです。そして現代のAdaがLimor Fried(Lady ada)なのです。
英語で電子工作の解説は眠くなりますが、最後に黒猫「Mosfet」が登場するのが楽しみです。以前、「この猫はRoHS準拠か?」という書き込みが番組配信中にありました。米国にも”2ちゃんねらー”みたいな人はいるようです。

⑥KipKay
Make Magazine誌のサイトで動画「Weekend project」を連載。毎回、DIYの電子工作グッズを紹介する番組です。彼の本業は技術者ではなく、映像のクリエイターらしいです。以前、有名人向けのストーカー対策のグッズを紹介したことがありました。彼もまた有名人の一人なのでしょう。

⑦石井ゆかり
占いサイト「筋トレ」主宰で大ブレークした占星術師。もはや日本のJonathan Cainerと言ってもいいでしょう。
同じ占星術師でも、イケメンの鏡リュウジはテレビの人、学者肌の松村潔は活字メディアの人という印象があります。これに対し、石井ゆかりは典型的なネットの人でしょう。
占いの的中率ではCainerの方が上ですが、落ち込んだときに元気を与えてくれる占いという意味では「筋トレ」は最高です。

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