2012年12月23日日曜日

気になる”不正選挙顔”について



今回の衆議院選挙、および都知事選挙について、ネットでは

不正選挙との見方が強まっている。

自民党票が多すぎ、未来の党票が少なすぎる、とのことだ。

私は物的証拠は何一つ持っていないが、16日20時のNHK

選挙開票速報を見て、これは不正選挙の可能性が高い、

と直感した。

自民党の石破幹事長の顔つきが異様に悪いからだ。

普通、選挙で大勝したなら、笑いをこらえて明るい顔で記者会見にのぞむ。

ところが石破幹事長の顔は真っ赤で、目がうつろなのだ。

まるでCIAに家族が人質に取られ、言われた通りにしないと家族の命はない、

と脅迫されたら、人間、こんな表情になるのかな、と思われるような顔つき

なのだ。

典型的な”不正選挙顔”である。

今回の不正選挙の事実を知っていて、それを隠して答弁するから、

顔つきが悪いのではないだろうか。

ちなみに安倍総裁の顔色も悪かった。ドス黒いのだ。

『日刊ゲンダイ』によると、安倍総裁の顔は”不正選挙顔”でなく、

”下痢顔”とのこと。

つまり体調不良なので、総理大臣に返り咲けるのに、嬉しそうな顔にならない

というのだが、にわかに信じがたい。

赤いか黒いかの違いはあるが、彼もまた”不正選挙顔”なのだ。

都知事に当選した猪瀬氏もまた、どちらかと言えば”不正選挙顔”をしていた。

一方、落選した議員の顔色がすこぶるいいのも気になる。

田中眞紀子議員、樽床議員が落選インタビューで笑顔を見せている。

何らかの呪縛から解放された感じがする。

自身は当選したものの、民主党議席を大幅に減らした野田元首相も

結構いい顔をしている。

任期中、一度も見せたことのない”総理大臣顔”だ。

この顔なら”ダチョウ倶楽部”とも”松下政ゲイ塾”とも揶揄されないだろう。

いずれにせよ、”顔”は何の証拠にもならないだろうが、

”不正選挙顔”について、ネットでもっと議論する人が増えてもいい気がする。

2012年10月16日火曜日

東京スカイツリー展望台リベンジ


東京スカイツリーに行って来ました。

 半年前、ここへ来たときは展望台に上らず、スカイツリーの外観を見て、

水族館にだけ入って帰ってきましたが、本日はしっかり上まで行って来ました。

前回のリベンジといったところでしょうか。

それにしても、混んでいました。

行きも帰りもエレベーターの前に満員電車並みの長蛇の大行列。

ほとんどの時間が行列待ちです。

地方からやってきたお年寄りの団体ツアー客が大半だったでしょうか。

飲食店やおみあげ売場も行列。

最上階のトイレも行列(特に女子トイレは長蛇の列でした)。

展望台でソフトクリームを食べました。


 

2012年10月13日土曜日

電子工作です




半年前に作りましたが、動画にすることを思いつきました。

クマ出没ニュースの真相

 ここ数年、どういうわけか、熊の被害ニュースをよく目にする。地震関連のニュースより多いくらいだ。
 田畑を荒らされた、というだけならともかく、熊に襲われ、人間が怪我をしたり、死んだりしているのだ。
 なんでも気象の影響で山で木の実などが不作になり、熊が餌を求めて人里まで下りてくる。その結果、熊の出没ニュースが多くなった、ということらしい。
 それにしても、これだけ被害ニュースが相次げば、政府も何か対策を打てばいいものを、何もするつもりがないらしい。
 いたずらに恐怖を煽っているだけに見える。

 ツキノワグマは絶滅危惧種だから、動物保護団体が熊を殺傷しないよう呼びかけている。このため”熊問題”は一向に解決しない、とニュースに書いてある。
 本当だろうか。
 動物保護団体の人も、まさか自分や自分の家族が熊に襲われているときに、かけつけたレスキュー隊に熊を射殺しないでくれ、とは言わないだろう。
 あくまで人命に危害が及ばない範囲において、熊を大事にせよ、というのが動物保護団体の主張だと思う。
 何か裏がありそうだ。何らかの世論操作を目的としているのではないか。

 私が推理した熊の被害ニュース多発の理由は以下の二つである。
①東京の一極集中を維持し、地方に人口を移動させないよう、世論操作する
②銃の取得を容易にし、日本を米国のような銃社会にするよう、世論操作する

 東京から不動産の安い地方へ引っ越そうをしていた人が、熊が出るから地方は危険だということになれば、移住をあきらめる。
 一方、熊退治には一般の人が銃を所有すべきという世論が起き、銃刀法が改悪され、日本は米国あたりから多量に銃を購入し、銃社会になる。日本が銃社会になれば、米国のように治安が悪化することは必須だ。

 東京の一極集中は東京の住民にとっても地方の住民にとっても不幸なことだ。都心の人口を地方へ移動すべきだ、という議論は多くの政治家や評論家が昔から唱えている。だが一向に実現する気配がない。「首都機能移転」プロジェクトも結局、なくなってしまったに等しい。
 妨害している勢力がいる証拠だ。
 ところで東京の一極集中を維持しようとする勢力とは誰か。テナント業を営む都内のペンシルビルのオーナーや貸アパートの大家か。それもあるかもしれない。だが彼らに国策を左右できるほどの力はない。
 既得権にしがみつく官僚たちはどうか。彼はある程度、政治に影響力がある。
 だが最大の勢力は米国のジャパンハンドラーズたちだろう。東京にすべてを一極集中せさておいた方が日本を支配しやすい。
 また日本が銃社会になり治安が悪くなれば、日本のGDPは下がり、円は安くなりドルは高くなる。暴落するドルを防衛するためにも、日本を徹底的に貶めなくてならない。
 この前まで盛んだった、近未来における首都圏大震災予想ニュースと同様、熊の被害ニュースにも米国ジャパンハンドラーズの暗躍が垣間見られる。
 いずれも日本人を不安にさせ、夜眠れなくなるニュースである。はた迷惑な話だ。

 以上、根拠のない妄想でした。
 
 
 




 
 
 

2012年10月8日月曜日

悪役を演じる元首たち

 前から気になっていたことだが、米国マスコミから”悪役”を演じさせられていた国家元首がいる。  カダフィー、フセイン、カストロ(唯一、存命)、金正日がそうだ。元首ではないがアルカイダのビン・ラディンも似たような”悪役”と言っていい。
  彼らは自国のマスコミでは”善玉”なのだろうが、米国や日本のマスコミでは一目で”悪役”とわかるコスチュームを着ている。
  つまり軍服だ。汚らしい暗い緑色または灰色の軍服。これだけで、誰でも一目で”悪役”とわかる。

  彼らはプロレスのヒール(悪役)に似ている。  ヒールは一目でヒールとわかるコスチュームを着てリングにあがる。顔面ペインティングやおどろおどろしいデザインの覆面を見るだけで、試合が始まる前から、彼らが反則技や凶器攻撃、場外乱闘を得意とするレスラーらしいことが、観客にもだいたいわかる。
 「私はヒールです。お客さん、声援ではなくブーイングをお願いします」
  ヒールのコスチュームはこうした無言のメーッセージを発しているのだ。

 フセインやカダフィー、ビン・ラディンは米国に殺された。ということは彼らは米国の本当の敵であり、米国の演出で”悪役”コスチュームを着ていたのではない、と主張する人がいるかもしれない。だがカダフィーがかつてCIAと組んでいたことがマスコミに明らかにされている。つまり、昔は手下だったが用済みになったので、そのまま消されただけなのかもしれない。
 ビン・ラディンにいたっては、911が始まる前に腎臓の病気で入院していて、公式の処刑より、かなり前に病死していたらしい。
 
 プロレスは総合格闘技のような純粋なスポーツと違い、ギミック、ブック、アングルといった演出やシナリオで楽しむ予定調和のエンターティメントである。
 ヒールが必ずしもベビーフェイス(善玉)に負けるとは限らない。観客の目が肥えてきたので、簡単に結末が見破られるシナリオを演じるだけでは、昨今のインディー群雄割拠時代に、レスラーもプロレス団体も生き残れない。そこで観客の予想を裏切る手の込んだシナリオが用意される。

 大手マスコミが演出する国際政治茶番劇のマッチポンプや情報操作は、インターネットのおかげもあって、これまでB層だった一般庶民にもすでにバレバレだ。
 せめてプロレスなみに手の込んだ、ギミック、ブック、アングルを用意してほしい。


フセイン
悪役レスラー
    
金正日

カダフィー
カストロ

2012年9月28日金曜日

アンケート実施中

他所から貼ってきたアンケートです。自分で自由にアンケートが作れるフリーウェアはないでしょうか。知っている方、教えてください。

2012年9月7日金曜日

リモコンカーを作りました



リモコンカーを作りました。

紆余曲折がありましたが、何とか動いているようです。


2012年8月12日日曜日

バットマンとOWS

映画「ダークナイトライジング」を観ました。

前作「ダークナイト」が傑作だったので期待していたのですが、いまいちでした。

驚いたのは、

ニューヨークのOWS(occupy wall street)のパロディーが出てきたこと。

警官隊が”善玉”で、彼らと戦うホームレス市民は”悪役”

ということになっていましたが、

これを逆にした方が面白かったのではないか、と思います。

証券取引場をベインが襲撃し、株価が暴落してブルース・ウエインが破産する、

というストーリーも

リーマンショックのような米国の最近の時事問題を扱っているみたいで、

アメコミ映画にしてはかなり社会派仕立てに仕上がっているようですが、

せっかく金融問題を扱っているなら、悪の親玉が金融業者で、

その支配下にいる警官が一般市民をいたぶり、

それを正義の味方、バットマンが懲らしめる、

というふうにした方が面白かったと思います。




2012年6月2日土曜日

ケイナー 週報6月2日

”愛の力が力への愛に勝るとき、世界は平和を知るだろう。”
ジミ・ヘンドリックスがこの言葉を最初に言った人かどうかはともかく、彼がこの言葉を広めました。
この言葉は広く知れ渡るに値します。潜在的に多くの人に役立つ言葉だからです。
私たちの人間関係は争いになりがちです。私たちの感情は快適さより対立に導きがちです。
でも今、あなたは大いなる満足を知っています。頭で考えることより、心で思っていることを優先させてください。

2012年5月24日木曜日

東京スカイツリーに行ってきました


東京スカイツリーに行って来ました。

展望台は行列が並んでいて、簡単に登れそうにありません。

「水族館は、ただ今、待たずに入場できます」

係員が連呼するので、その声につられて水族館に入場。

入場料、大人2000円は少し高いか?





水族館に入ると、売店がありました。

「小笠原の塩を使った当店オリジナルのアイスクリームがおすすめです」

何回も店員が連呼するので、その声につられてアイスクリームを食べてみました。

頭の中では小笠原諸島の塩が伊豆諸島の塩より、おいしいわけではないだろう、とつぶやきながら。

自分は連呼プロモーションに引っ掛かりやすい、とづくづく反省しました。



2012年4月9日月曜日

お花見に行ってきました

お花見に行ってきました。小金井公園です。

園内にゴミ箱はなく、自分で持ち帰るとのこと。

園内美化のためでしょうが、ゴミ箱がないと、地面に捨てる人がいるので、返って美化にならないのでは。

それとも飲食物は持ち込まず、園内の売店で購入せよ、ということ?

いずれにせよ、あまり賢いやり方とは思えませんが。



2012年3月25日日曜日

ワンマンファミレスとワンマンスーパー

最近、スーパーでセルフレジなるものがあるのを知って驚いている。
自分で商品をバーコードにかざし、レジを済ませるのだ。
スーパーの店員は、自分ではレジを打たず、セルフレジの使い方で迷っている客に説明するだけが仕事になっている。
もちろん店員の主たる仕事は客が不正なことをしないよう、見張っていることだろう。
いずれ無人スーパーやワンマンスーパーなるものが登場するかもしれない。

回転寿司も進化した。客席のタッチパネルで注文すると、自分の席までおもちゃの電車が寿司を運んでくる。
皿を数えるのを機械にやらせれば、ウエイターがいらなくて済む。というかタッチパネルに注文する時点で集金するか、プリペイドカードのようなものを店に入るときに客が買えば、会計も無人化できる。
ラーメンを作るロボットがあるくらいだから、厨房も無人化ないし、少人数化できる。
回転寿司でできることは、おそらく他の料理のファミレスやファーストフード店でも可能だろう。
以前、上野の回転中華料理屋でラーメンを食べたことがある。

テクノロジーで無人化、少人数化を実現して人件費を浮かせれば、企業としては利益が増える。
ただでさえ労働人口が余っているときに、これ以上、人員削減されたら困る、という意見もあるかもしれない。
だが企業の無人化、少人数化は、視点を変えれば今のような時代に福音なのだ。

企業を経営する場合、通常は営業所の家賃と人件費が、最大の固定費になる。ここが削減できれば起業が楽になる。
スーパーやファミレスの店員が減る代わりに個人商店のオーナー店長が増える。社員が減る代わりに自営業や零細企業の社長が増える。
これにより、トータルで社会全体の経済を上向きにさせればいい。

大きな政府より、小さい政府の方が好ましい、という意見がある。企業もまた、大企業より、予算も社員数も小さい、中小零細企業の経済全体に占める割合を増やしていくべきなのかもしれない。

テクノロジーの進化とともに生産技術も時代とともに変化する。それに伴い、大量生産大量消費型の大企業よりも、多品種少量生産を旨とする中小企業や個人商店の方が向いている産業が出てくると思われる。
もちろん産業の種類によっては、大企業でなければ成立しないものも残るだろう。

具体的にどのように産業が変わっていくのか、正確に予測するのは難しい。だが、変化することだけは確実と思われる。


311人工地震テロ⑦ アバターと311の”絆”

久しぶりに人工地震ネタである。
以降、311が人工地震テロ、911が自作自演テロで、ともに犯人は米国裏社会という世界観に基づいて述べる。
意味不明な方は、リチャード・コシミズまたはベンジャミン・フルフォードでググっていただきたい。彼らのブログや動画を観て、世界観を理解した上で、このブログをお読みいただきたい。

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録画したアバターを久しぶりに観た。
この映画が封切られたのは2009年末。私が最初に観たのは2010年初だったと思う。
アバターではナヴィ族や主人公が動物たちと尻尾を接合させ、”絆”が大事とするいうシーンがいくつかあった。
でもこの”絆”という語、どこかで聞いたことがある、と思ってハッとした。
311震災後、マスコミがやたら”絆”というキーワードを押し付けてくる。何でも震災後にアンケートを取ったところ、日本人の多くが今の気持ちを表すと、”絆”の一文字になるとのこと。
最初にこの記事を読んだときの私の感想は、正直、「?」だった。
私は個人的に311以降、強烈に思い浮かんだキーワードが、「覚醒」、「独立」、「情報操作」と言った語だ。
マスコミの言うことは必ずしも信用できない。ニュース記事はそのまま読むのではなく、頭を使い真偽を疑い、推理しながら読んでいくものだ。
これは、ミステリーで探偵が容疑者の発言を分析しながら聞いていくのに似ている。
311以降、多くの日本人が「覚醒」し、マスコミに対する姿勢を変えたのではないか。

ところで”絆”でググっていくと、案の定、出所は悪名高い電通だった。
電通の肩書はネットでは大手広告代理店ではなく、”国民洗脳用情報操作センター”といったところだ。大手マスコミは電通の支配下にあり、311が人工地震であるといった事実が流れないように情報操作しているのである。
”絆”とは、国民が”覚醒”して自分の頭でものを考えないように、既得権のしがらみを強化するためのキーワードではないか。そう思えてくる。

アバターの映画が製作される段階で311人工地震テロも”絆”を電通が流行らすことも、すでに計画されていたのかもしれない。
たとえば「ターミネーター2」でシュワルツェネッガーがバイクで通り過ぎたトンネルに911の文字が写っていた、という具合に911テロ以前に封切られた多くのハリウッド映画で911テロを裏社会は予告していた。
これと同じことがアバターの”絆”なのではないか。
もしそうだとすれば、当ブログでだいぶ前に書いたが、”トモダチ作戦”も確信犯めいてくる。確か、311の数ヶ月前にテレビで「20世紀少年」の映画を放送していたはずだ。

そもそも封切り当時、多くの映画評論家は、アバターのナヴィ族をイラン、イラク、アフガニスタンといった中東の発展途上国のメタファーだと論じた。
「ダンス・ウイズ・ウルブス」を引き合いに出して、ナヴィ族をネイティブ・アメリカンとした評論家もいた。
だが私個人は、太平洋戦争中の日本人こそ、米国から見れば、所詮、ナヴィ族のような未開野蛮な人種だったのではないか、という思いに苛まれた。
ナヴィ族を大量殺戮してから謝るのではなく、先に謝ってから大量殺戮を執行したのがアバターと311人工地震テロの組合せといったところか。

いずれにせよ、311人工地震テロは、それほど長い時間、隠し通せるものではない。
せめて近い将来、裏社会がそれを隠す目的で、バラエティー番組のお笑いのネタぐらいに人工地震を使ってほしいものである。

2012年3月8日木曜日

宮澤賢治とフランツ・カフカ

どうでもいい話ですが、以前から宮澤賢治とフランツ・カフカはよく似ていると思ってました。
すでに同じことを指摘した人がいると思い、ネットで検索してみましたが、意外と見つかりません。
もちろん「宮澤賢治、カフカ」でググるといくらでもサイトは出てきますが、そのうちのいくつかを読んでみたかぎりでは、自分が考えていることと同じことを書いたサイトはありません。
というか、膨大なサイトからまだ見つけていないだけなのかもしれません。
もし、どなたか以下の内容と同じような記述があるサイトを見つけたら、是非ともコメントいただきたいのですが。
さて、賢治とカフカ。二人の共通点は以下の通り。

1.二人とも生前に出版した短編集は1冊程度。賢治は「注文の多い料理店」。カフカは「変身」。
2.二人とも死後出版された遺稿が評価され、ビッグネームになった。このため、二人とも未完成色の強い作品が多い(XX字空白といった記述が多い)。
3.二人とも生前、作家としてはプロではなく、アマチュアないし、セミプロで、別の仕事で生計を立てたいた。賢治は学校の先生。カフカは公務員。
4.二人とも生涯独身。
5.二人とも享年は四捨五入して40歳程度。

一方、二人の作風はある意味、正反対です。
賢治は人道的なファンタジー。カフカは映画で言えばホラー。
だから何だと言われれば、身も蓋もないわけですが、作風が似ていれば、賢治とカフカの共通点について気づく人がもう少し増えたのではないか、と思います。
いや、「注文の多い料理店」はダークファンタジーだし、賢治の作風は意外とホラーに近いかもしれません。
賢治の作品に「ペンネンネンネン・ネネムの伝記」というのがあります。
あまり有名な作品ではないようですが、私個人では一番印象に残っているダークファンタジーです。
ところでカフカの作品で一番印象深いのは「城」です。

「ペンネンネンネン・ネネムの伝記」と「城」。
どちらも未完の大作ですが、それぞれ完成させれば、今の時代の人が読んでも楽しめる傑作になるのではないか、と思います。












2012年3月4日日曜日

理想の内閣人事

混迷する日本の政界ですが、ネチズンにから見た理想の内閣人事を考えてみました。よい人材が少ないので一人で何役も兼務する人事になってしまいました。

小沢一郎   内閣総理大臣兼行政改革担当大臣兼民主党幹事長
亀井静香   副総理兼国家公安委員長兼「郵政問題」特命大臣
原口一博   総務大臣兼経済産業大臣
鈴木宗男   外務大臣
石川知裕   法務大臣

田中眞紀子  内閣官房長官
田中直紀   内閣官房副長官兼男女共同参画

******以下、民間起用******
植草一秀                        財務大臣兼金融大臣兼「人口40万人基礎自治体設立」特命大臣
リチャード・コシミズ           文部科学大臣兼「宗教法人課税化」特命大臣
ベンジャミン・フルフォード 「広域暴力団民間企業化」特命大臣

その他、B層人気向けに小沢ガールズを要職に多数起用











2012年1月29日日曜日

今どきの戦国武将像に物申す


BSR48選抜総選挙結果発表、1位はやっぱりあのキャラ!・・・「戦国BASARA ファン感謝祭~BSR48開票の宴~」(後編)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1894576&media_id=47

私はカプコンのゲーム「戦国BASARA」をやったことがありません。ゲームをやったことのない人間がコメントする資格はないでしょうが、アニメの第一話を見てどうしても批判したくなりました。

戦国時代に戦国武将は実在しましたが、日本人が抱いている戦国武将個々人のイメージは古くは江戸時代の講談、現代では小説、映画、テレビドラマといったフィクションで形作られたものでしょう。つまり、一般の人が描いている、個々の戦国武将像なるものは、専門の歴史学者の論文ではなく、ベストセラーになった歴史小説や人気ドラマで作られた”偽物”だと思うのです。
そして、ここへきてゲームが、若い世代向けに戦国武将像を構築するフィクションの仲間入りを果たしたというわけです。

したがって、自分が抱いている戦国武将像も本物ではないと頭ではわかっているのですが、「戦国BASARA」はかなりひどい、というのが私の感想です。
ラノベがアニメ化されたり、漫画が実写化されると、キャラクターのイメージが自分のそれとちがうので「僕のXXちゃんじゃない」と文句を言うオタクがいるようです。
それと同じ原理で、「僕の”信玄”じゃない、僕の”幸村”じゃない」という抵抗感が「戦国BASARA」アニメを見たときの私の正直な思いでした。

1.伊達正宗
カプコンには仙台出身者が多いのでしょうか。正宗など、NHK大河ドラマになる以前は、ほとんど取り上げられることのないマイナーな武将のはず。
ただし、同じ隻眼でも正宗は右目が潰れているのに対し、柳生十兵衛はドラマによって潰れている目が右だったり、左だったりと変則的です。武将の方が剣豪より、歴史的資料が多いということでしょうか。

2.信玄と謙信
中学、高校の頃、甲府に住んでいました。当時、甲府では武田信玄の悪口を言うと、村八分にされそうな雰囲気がありました。北朝鮮で金正日の悪口を言うようなものです。
文化祭になると郷土資料研究家が呼ばれ、講演中、ずっと武田信玄を褒め称えます。
毎年、4月になると甲府では信玄祭りが開催されます。お祭りは嫌いではないですが、甲府駅周辺にたちこめる消炎の臭いには閉口します。

こうした状況の反発感から私は信玄が嫌いになり、逆にそのライバル謙信が好きになりました。
子供の頃に読んだ漫画で、武将は軍隊の指揮をするだけで自分は兵として戦わないが、謙信だけは例外で軍の先頭に馬を走らせて戦うという説明がありました。
謙信女性説は、八切止夫が元祖のようですが、八切の小説では謙信はブスに描かれています。もし謙信が女なら、武将ですから男まさりの気の強い女だったにちがいなく、美人とはほど遠いかもしれません。
ただフィクションの世界ですから、「戦国BASARA」のように美人という設定にした方がいいでしょう。

4.織田信長
前に勤めていた会社の社長の尊敬する人は信長、乗っている車はBMW。そういうことから信長とBMWは生理的に嫌いになりました。
フィクションの戦国ドラマには”お約束”がいくつかあります。
川中島の合戦では信玄と謙信が直接、戦うシーンが”お約束”です(史実ではこれはなかったようですが)。
信長の場合、敦盛を舞って「人間五十年・・・」を唄うのが”お約束”です。
黒沢明監督の「影武者」でもNHK大河ドラマ「国取物語」でも、ドラマのここぞというシーンで信長が敦盛を舞います。
信長が嫌いになってからも、ドラマや映画で信長を見るたびに敦盛はいつやるのかを期待して見ている自分がいます。そして敦盛を見ると気分がスカっとします。
信長の敦盛は、プロレスでスタン・ハンセンがラリアットを出したときのような爽快感があります。

5.北条早雲
中年になってから興味を覚えたのが北条早雲と村上水軍です。
北条早雲は若いときはうだつが上がらず、中年になってほとんどゼロの状態からスタートし、殿様にまで出世した人です。まさに中年の星といえるでしょう。
仕事で小田原に出張したとき、小田原城に足を運びました。天守閣から駿河湾が眺望できました。オーシャンビューを考慮した上で早雲は小田原城を建立したはず。早雲のこういうセンスもにくいと思いました。

6.前田慶次
劉慶一郎の時代小説に傾倒していた時期があります。特に傾奇者大名、前田慶次を描いた「一夢庵風流記」が好きです。
時代小説の場合、エリートは司馬遼太郎の読者、苦労人は藤沢周平の読者、オタクは劉慶一郎の読者と、勝手に三分類しています。


7.幸村と佐助
猿飛佐助は忍者だからアクションシーンは許されるが、真田幸村は武将だがらアクションシーンはNGのはず、というのは私だけの偏見でしょうか。
真田十勇士率いる幸村も自ら忍者なみに身が軽い、というのが最近のトレンドかもしれません。













2012年1月22日日曜日

アニメベスト10

子供の頃からアニメはよく見ていた方ですが、ここ10数年間に見たアニメを中心にベスト10を選んでみました。

1. RD潜脳調査室
SFアニメですが、全編に流れる「癒し」のテイストは秀逸です。

2. FLAG
一応、ロボットアニメに分類されますが、ドキュメンタリー風の社会派ドラマ仕立てになっていて、大人向けアニメと言えます。

3. ラーゼフォン
 エヴァの二番煎じとの評価がネットでは定着している一方、「創聖のアクエリオン」をラーゼフォンのパクリとする声はあまりないようです。
個人的には、エヴァ+ライディーンがラーゼフォンで、ラーゼフォン+ゲッターロボがアクエリオンと理解しています。

4. 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 「笑い男」シリーズ
 サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の原題は「The Catcher in the Rye」、つまり直訳すると「ライ麦畑のキャッチャー」。
この小説は「笑い男」シリーズで何度も登場します。
「笑い男」のアオイは、再三、野球のキャッチャー役を演じます。アオイは施設の少年野球でもキャッチャーをやっているようで、アイテムとしてキャッチャーミットがよく登場します。
最終回では素子の投げた帽子を、アオイはキャッチャーの構えで受け、帽子をかぶり、つばを後ろにします。つばを後ろにして帽子かぶるのは、野球のキャッチャーのかぶり方です。
作者が意図的にやっているのは明らかですが、まだネットで誰も指摘してないようなので、一番乗りで”アオイ=キャッチャー作者確信犯説”を提唱します。

5. 鴉-KARAS-
タツノコプロ40周年記念作品。ストーリーはやや竜頭蛇尾の感はありますが、ビジュアルが圧巻です。またヒーローの登場シーンが寺山修司的で好感が持てます。 

6. 新世紀エヴァンゲリオン
今となっては古典アニメ。難解なアニメの走りで、ブーム時は解説書まで出版されました。政府の情報操作を扱った世界観もエヴァが最初のようです。
自分の個人的な解釈ですが、”セカンドインパクト”は第二次世界大戦のアナロジーでしょう。
敗戦のショックで、日本人は”お国のため”から、”会社のため”に、己の滅私奉公先を切り替え、50年代後半から70年代前半にかけて高度経済成長を実現しました。
表面的には幸せでも、家族を犠牲にしてでもよく働くこの世代の日本人は、敗戦からある種のトラウマを背負っていたのです。彼らは、戦中派や団塊の世代でしょうか。
一方、戦中派や団塊の世代の子供たちは、戦争を全く知らない世代。物質的な不自由は経験していないものの、社畜と化した非人間的な親に育てられたおかげで、間接的に”セカンドインパクト”のトラウマを背負い、ある種のアダルトチルドレンになってしまったのです。
このアダルトチルドレン世代が大人になったのが90年代以降。トラウマの原因が分かりづらく、個々人でその症状が異なっているものの、”心の渇き”は”セカンドインパクト”を遠因とする世代的なもの。
こうしたメッセージを作者が発しているように思えてなりません。

7. パプリカ
筒井康隆原作のアニメ。主人公は他人の夢の中に入っていくサイコセラピスト。作者はサイバーパンクを意識したのでしょう。ビジュアル的に評価できる作品です。

8. 千と千尋の神隠し
宮崎駿のアニメはわりとよく見ています。作者の説明によると「油屋」は、ソープランドのメタファーとのことですが、健康ランドかスーパー銭湯をモデルにしたものだと思っていました。
日本が複数民族国家であるとする網野善彦的歴史観をベースにした「もののけ姫」の方がいろいろコメントできますが、面白かったのは「千と千尋」の方でしょうか。

9. 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
日本のサイバーパンク系アニメはこの作品が原点でしょう。 

10. 電脳コイル
サイバーパンク物をNHKが作ったらこうなった、という感じの作品。金沢(厳密には金沢の近くにある架空の大黒市)を舞台にしたのもNHKテイストと言えます。
このアニメの悪玉は〒マークのサッチー。
郵便局と野村沙知代さんからNHKへクレームが来なかったか、勝手に心配しています。
この作品に出てくる電脳メガネは、近い将来、現実の世界で実用化されそうです。







2012年1月4日水曜日

ケイナー 射手座 2012年 年報

これまでの世界観、様々な組織、そしてある程度の秩序。2012年、他でもない、こうしたものが崩壊していくことに、人々はおそらく恐怖を覚えるでしょう。
何を信じたらいいのか。誰を信じたらいいのか。人々はもはや確信が持てません。
でも実際の恐怖は人々が考えているほどではないし、時間が経てば恐れはゆっくり癒えていくでしょう。
あなたは射手座ですから、他の人より早く回復できます。
今年、あなたは、他人との関係、組織との関係、制度との関係、そして一番重要なのはあなた自身との関係に、何かしら重要なものを見出すからです。
あなたは何ができるのか。あなたはどれほど重要か。あなたはどれくらい、みんなの期待に応えることができるのか。あなたはこれらの答えを見つけるでしょう。
あなたが忠誠心をもって連携すれば、みんなとともに働いて、多くの成功を手にします。もし連携しなければ、このようなときにほとんど不可能と思われるような、そういう成功です。
厳しい限界や制限がある一方で、この狂った年の狂気のただ中に、驚くべきチャンスが自分に巡ってきていることを、あなたは突然、気がつきます。
これはめったにない機会です。そのために必要なものは用意されています。