ところでユダヤ金融資本の世界支配を阻むにはどうしたらいいでしょうか。
ここで私が提案したいのが金融のダウンサイジングです。
まず実体経済に合わないほど肥大した上場企業を小さくします。また上場企業の数を減らします。
これに伴い証券会社や銀行の規模も小さくなります。都銀より地銀、地銀より地元の信用金庫が経済の中心になります。ローカル規模の証券市場や上場会社が出てきてもいいと思います。
上場すべきでない会社をむやみに上場させるのは厳しく禁じるべきです。また上場するメリットを減らすことも大事です。
中小零細企業のオーナー社長が亡くなったとき、相続税が高すぎて息子が会社を相続できないという例を私は知っていますが、これは馬鹿げた話です。
会社の相続税は安くし、一方で株を上場したときに得るキャピタルゲインに高い税を課せば、証券会社に企業を上場するモチベーションも減ります。
小さなベンチャー企業の成功者で20~30年、遊んで暮らせる”小金持ち”は容認しましょう。彼らから高い税を取るべきではありません。
一方で、ユダヤ金融資本家のように、政治家や国家を支配するほどのモンスター級の大金持ちには警戒すべきなのです。こういう大金持ちが出現しないよう、彼らから税を取るべきなのです。
要は実体経済に合わないほど企業を大きくしてはいけないということです。これにより、マネーゲームで成長するモンスター級の大金持ちが出現しにくくなります。
ホテル事業を営んでいるわけでもないのに、保養所を所有している企業は、実体経済より肥大していると考えるべきでしょう。
特にこうした企業に税をかけるべきではありません。ただ、多数の雇用者の生活を守るという名のもとに、倒産しそうな大企業に、中小企業より、優先して国のお金を投入すべきではありません。
実体経済より肥大しすぎた企業はダウンサイジングすべきなのです。何もしなければそのまま倒産するか、自らリストラを行って企業規模を小さくしていけばいいのです。
そして職を失った労働人口を実体経済に見合った規模の中小企業のうち、成長企業が吸収すればいいのです。
要するに国民の富をむやみに株式化、有価証券化してはいけない、ということです。株にしてしまえばユダヤ金融資本がそれを様々な手腕を駆使して安値で買いたたき、富を所有し、あなたを支配してしまうからです。
わかりやすく言えば、売り物にすべきでないものを売らなければいいということです。
この原理に従えば、ユダヤ金融資本に対抗するもう一つ有効な方法があります。
それは市場経済に計上されない生産と消費を増やすということです。それも贅沢品や嗜好品ではなく、生活必需品に近い分野でこれを増やすのです。
具体的にはたとえば自給自足の兼業農家を増やす、というようなことです。これについては後で詳しく述べます。
2013年3月20日水曜日
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