2014年3月5日水曜日

近未来の航空交通①

 インターネットの発達で、世界中の情報を入手したり、世界中に情報を発信したりすることが簡単にできるようになりました。しかもほとんど費用はかかりません。
 一方、情報だけでなく、物や人も情報のように世界中に自在に行き来できないものか。そう考える人も少なくないのではないでしょうか。
 アマゾンではクワッドコプターで商品を空輸するサービスを計画しています。
 日本のメーカーは一人乗りドローン(自動運転)ヘリコプターを開発しました。

 基礎自治体内で生活必需品の自給率を高め、足りない部分を都道府県内で補い、それでも足りない部分を国内で補えば、物流は減らせると思うのです。
 また輸出入もできるだけ近隣の東アジア内で行えば、物流は減らせます。
 電力のスマートグリッドを物流向けに構築すれば、さらに物流の無駄は省けるでしょう。
 同様に人間の移動においても無駄を省けば、交通量は減ります。
 東京一極集中を是正したり、在宅勤務を増やしたり、大企業中心から中小零細個人事業を中心とした政策へ転換すれば、通勤地獄は自然と解消されると思います。

 さて、こうした無駄を省いた後で提案したい交通システムがドローンのクワッドコプターです。
 自動車には道路、電車には線路、船には港、飛行機には空港というインフラを建設しなくてはなりません。これらの建設費や維持費は膨大です。
 一方、ヘリコプターなら簡単です。たとえばビルの屋上にヘリポートを作ればいいのです。
 あるヘリコプターの仕様は速度285km/h、航続距離964kmです。
 さらに軍用ティルトローターのオスプレイですとスピードも航続距離も約2倍になります。
 これに超音速ジェット機、VTOL、水陸両用ジェット飛行艇などの既存の航空技術を組み合わせれば、地球上のあらゆる海外出張が日帰りで可能になると思うのです。
 しかも運賃は新幹線程度。騒音などの環境問題、エネルギー問題もすべて解決済。
 以降はもう少し具体的に説明していきます。

  

0 件のコメント:

コメントを投稿