テレビとネットは融合するでしょう。いずれコジマやヤマダ電機へ行ったら、テレビ売り場がなくなり、PC売り場だけになるでしょう。PCはすべてテレビ機能標準装備の「テレビPC」です。
テレビ番組は基本的にビデオオンデマンドで、視聴者が好きなときに見られるようになるでしょう。スポーツなどの実況中継だけ、ストリーミングで見るようになります。すでにYoutubeとUstreamがやっていますが、ハイビジョンの画質でこれが可能になります。
一般の人がブログを書いたり、自分のHPを持つように、テレビ配信局のようなものを誰でも作れるようになるかもしれません。
テレビ局とネットのコンテンツを配信するIT企業は区別がなくなるでしょう。
最後に半導体業界ですが、テレビとネットのどちらのインターフェースにも信号変換できるワンチップマイコンを量産し、「テレビPC」を安いコストで生産できるようにするでしょう。あるいはインターフェース自体が一本化するかもしれません。
テレビとPCが一体化することをおそらく一番最初に見抜いて起業したWeb TVは、すでに日本から撤退したようですが、コンセプトが正しくてもインフラが整ってないと成功できないのが、エレクトロニクス業界、IT業界の厳しい現実です。
おそらく有線ではインターネット、無線ではWiFiやWiMaXなどの次世代ケータイ(ノートPC?)系か、GPS、ガリレオなどの衛星系が生き残るでしょうし、そうなると地デジのインフラは無駄になる可能性が大きいと思います。行政が強引に地デジを「テレビPC」に採用させた場合は別ですが。
日本の電機メーカー各社も3Dテレビを開発する前に「テレビPC」に注力してはどうでしょう?
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