2010年12月18日土曜日

無縁社会より怖い”しがらみ”社会

私は見なかったがNHKで孤独死問題などを扱った「無縁社会」というドキュメンタリー番組が評判だったらしい。
どんな内容か詳しいことはわからないので、私がコメントする資格はないかもしれないが、と言うよりネットを使えばそれなりに情報は集められるはずなのに、ある生理的な”恐怖”を感じてそれすらしないまま「無縁社会」に関して自分の意見をブログに書くことを決意した。この”恐怖”は、おそらくNHKが意図したものとは反対方向のものと思われる。
ひきこもりが増え、結婚しない人が増えると老人になったとき、孤独死する人が増える。孤独死が嫌なら結婚して子供を作りなさい、というふうに国民を情報操作するのが、この番組の目的の一つであるように推定される。そしてネットの書き込みを見るかぎり、NHKが意図したように、多くの若者が孤独死に恐怖を覚えたようだ。
少子化が問題なのは、要するに人口が減れば年金などの人頭税供給者が減り、政府の税収が減るからである。人頭税供給者を増やすために、「産めや増やせや」の情報操作をバブル崩壊後くらいから、この国では強力に推進してきた。
それはともかく、無縁社会を私はそれほど不幸だとは思わない。無縁社会よりもっと怖いのが”しがらみ”社会の復権である。無縁社会をどこまでも否定すると、どうしても頭をもたげてくるのが恐怖の大王、”しがらみ”社会だろう。
昔の日本人は、自分個人で楽しむ娯楽が少なく、娯楽はもっぱら集団で楽しむものが主流だった。旅行は家族旅行や一人旅より、社員旅行の方が圧倒的に豪華だった。ゴルフは会社の付き合いで、半分は仕事だった。
高級料理を食べる機会があるとしたら、家族や友人ではなく、会社の人と会食するときだった。会社の同僚や上司と食事をする場合、何を食べるのか自分で自由に選べないのがつらいところである。上司が何を食べるのか観察してから、まわりの空気を読みながら、自分のメニューを決めなくてはならない。伊丹十三の映画「たんぽぽ」にこのへんのことを扱ったワンシーンがある。
集団で楽しむ娯楽はかえって気を使ってしまい、通常の仕事以上にストレスがたまる。私が昔勤めていた会社で、仕事は楽しくてよくできるが、定時後の飲み会を上司から強要されるのが嫌で、転職した同僚がいた。
もちろん、”しがらみ”が好きな人、あまり気にならない人もいるだろう。そのへんが選択できるようになるとありがたい。

 カルフォルニアのレイク・タホで開催されたTechnomyカンファレンスで、ビル・ゲイツが、今後5年以内にどんな大学よりもすべれた教育リソースがWebから入手できるようになる、という旨の講演を行った。将来、大学は建物を必要としなくなり、通信教育のような形態にすべきだという。学生が同じ場所に集まらなくてはならないのは「パーティーのとき」だけだからだ。一方、ゲイツは中学校、高校は従来通り、生徒は建物に通うべきと主張した。
 私もほぼ同じ意見だが、小学校、中学、高校も、段階的に通信教育を推進してもいいのではと考えている。親類の高校生が”いじめ”にあって登校拒否になり、通信教育を受けている。現在の日本でも高校の通信教育は存在しているが、”いじめ”以前にもっと自由に生徒が通信教育を選択できるようになってもいいのではないか。

在宅勤務などが物理的に今後、ますます可能になってくる。学校だけでなく、職場においても場所や建物に束縛されない形態が増えてきてほしいと思う。

これまでは「無縁社会・引きこもり派」が落ちこぼれで「パーティー・合コン大好き派」が普通だった。だがこれを底上げして、「無縁社会・引きこもり派」が普通で「パーティー・合コン大好き派」がエリートという社会にもっていけないだろうか。


2010年12月11日土曜日

「9.11陰謀説」とWikiLeaks再考

 私の中では今年の最重要ニュースの一つにイラン大統領の国連演説がある。9月の国連総会で、アフマディネジャド大統領が「9.11陰謀説」について言及した。「9.11陰謀説」とは2001911日の米国同時テロ多発事件が、イラクやアフガニスタンを侵略する大義名分を作るための米国の自作自演だったという説だ。
 「9.11陰謀説」の存在自体は私もすでに知っていた。だがそれはあくまで「UFO、ネッシー、雪男」といったテレビのバラエティー番組のネタでしかなく、真面目なニュース番組で扱われる話題ではないと思っていた。いわゆる「信じるか信じないかはあなた次第」のエンターティメント都市伝説である。私の中では「9.11陰謀説」の信憑性は「口裂け女」が実在する確率と同じだった。
 ところが一国の国家元首が国連総会という正式な場で、「9.11陰謀説」を公言したのだ。うがった見方をすればイランの核開発を何としても正当化するため、虚妄かもしれないが「9.11陰謀説」まで持ち出して米国を牽制しなければならなかった、という解釈もあるかもしれない。しかし普通に考えれば、アフマディネジャド大統領は「9.11陰謀説」を信じているということではないか。いや、ある程度以上の国の国家元首クラスの人間なら事件の真相を知っているが、それを暴露したということではないか。
そもそも米国がイラクのフセイン政権を打倒した大義名分が、イラクが核兵器を隠し持っているというものだった。国連査察ではイラクはシロだった。ところがフランス、ドイツの反対を押し切って米国は戦争を仕掛けた。政権は倒されフセイン自身も処刑されたが核兵器は出てこなかった。「9.11陰謀説」が世間に信じられても仕方ないほど、米国のやったことは腹黒い。
先日、当ブログでWikiLeaksを絶賛した。だがネットサーフィンすると、WikiLeaksの自作自演論が目についた。今、世界中のネチズンにアンケートをとればWikiLeaksにリークしてもらいたい情報の上位10位に必ず「9.11陰謀説」関連が出てくるはずだ。ところが当のWikiLeaksは「9.11陰謀説」に否定的なのだ。
イラン大統領の爆弾発言でいよいよ「9.11陰謀説」を本気で信じる人が世界中に広まったと思われる。そして、これをかき消す自作自演工作として米国が利用したのがWikiLeaksなのかもしれない。その証拠に、これまでのところWikiLeaksがマスコミに暴露した機密情報に大したものはない。問題発言の連発で有名なイタリアのベルルスコーニ首相が「無能だ」といった、誰でも知っている情報ばかりだ。それにも関わらずクリントン国務長官はWikiLeaksに過剰に反応している。
 これは数あるネット情報の中で、およそ国家機密の暴露情報で信憑性があるのはWikiLeaksに掲載された情報だけである、というように世論を操作しているようにも思える。そして信憑性のあるWikiLeaksが「9.11陰謀説」を否定しているのだから、あれは単なる都市伝説だというふうに世論を誘導するのである。
いずれにしても庶民には真相はわからない。ここまで9.11陰謀説」を支持するように書いたが、私の中で「口裂け女」よりは信憑性が高くなったというだけで、100%信じたわけではない。
 今のところ、2ちゃんねる程度の当たるも八卦、はずれるも八卦の胡散臭いリーク情報が、隠された真実を知る庶民の唯一の手段なのかもしれない。

2010年12月5日日曜日

WikiLeaksは潰されるのか、世界を変えるのか

 例の中国との尖閣問題で、私はSengoku38氏を応援した。当ブログで内部告発者に映像をYouTubeにリークしてほしい旨を書き込んだ直後、その通りのことをSengoku38氏がやってくれたからだ。私だけではない。いわゆる“保守派”や“右翼”がこぞってSengoku38氏を褒め称えた。
だが私がSengoku38氏を支持した本当の理由は、いわゆる“保守派”や“右翼”とは少し違っていたと思う。私はただ真の情報が知りたかっただけだ。映像を検証した結果、中国ではなく日本側に非があったという内容でもいいから、とにかく真実が知りたかった。真実を知らなければ正しく判断できないからだ。
だが“保守派”や“右翼”は日本が中国に対して有利になる情報がほしいだけで、あるいは民主党を叩く情報がほしいだけで、真実にはあまり関心がなかったと思われる。

今、WikiLeaksのニュースが世界中のマスコミを席巻している。暴露サイトなら日本にも2ちゃんねるがあるではないか、と言う人がいるかもしれないが、WikiLeaksのすごいところは米国政府がWikiLeaksを潰そうと工作を仕掛けてくるところだ。
中国で「天安門事件」をネット検索しても、中国政府の工作で情報は隠蔽されている。劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したテレビ放送を中国政府は一瞬、妨害した。
それと同じようなことを今度は米国政府がWikiLeaksに対して仕掛けているのだ。
アマゾンやペイパルがWikiLeaksとの取引を停止したのも、WikiLeaksのジュリアン・アサンジ氏が明らかに冤罪の婦女暴行容疑でインターポールから指名手配されているのも、米国政府の圧力であることは明白だ。
一方、2ちゃんねるは何を告発しても政府が工作を仕掛けることはないと思われる。情報の信憑性が低く、あることないことごちゃ混ぜだから、どれが真実でどれがガセネタかがもともと曖昧な媒体だからだ。
ところがWikiLeaksの場合、米ニューヨークタイムズ紙、英ガーディアン紙、仏ルモンド紙など大手マスコミにリーク情報の裏を取ってから掲載するというやり方なので、情報の信憑性が高い。だから米国政府に狙われるのだ。

WikiLeaksを批判しているのは米国政府だけではない。ほぼどこの国の政府も批判的なコメントを発表している。ちなみに米国の実質的属国である日本政府もWikiLeaksを批判しているが、これは例によって宗主国を慮ってのことだろう。だが米国に気がねしてではなく本音の部分でWikiLeaksの存在が厄介だと思っている国もたくさんあるはずだ。

CNNのサイト掲示板を見ていたら、WikiLeaksの件に関して、「New World Order」という書き込みがあった。
大げさに言えば、WikiLeaksは世界を変える可能性を秘めている。主権国家という概念がここへきて崩壊するのではないか、と私は考えている。国家機密がすべて暴露されてしまっては国家が成り立たなくなってしまうからだ。でもそれは必ずしもわれわれ一般庶民にとって不幸なことではない。国家が一般庶民をだませなくなるからだ。もはや一つの国家ではなく、その外側にある枠組みに、われわれ人類はアイデンティティーを求める時代に入ったのではないか。
 ネットの分野で情報に国境が完全になくなったのはともかくとして、商取引の分野でも国境という枠は足枷になってきている。だから政治の分野で同じことが起きても当然だろう。
いきなり世界が統一国家になることはないかもしれないが国連が権力を強め、戦争を防止するため、あるいは環境問題のため、各国政府の活動を制限する、ということがあるかもしれない。

日本人のWikiLeaksに関するネットの書き込みを見ると、国民の知る権利の前に公開すべきでない情報があるから、WikiLeaksの活動に反対するという意見が目立った。だが公開すべきでない情報とはどのようなものだろうか。
たとえば核兵器の作り方がネットに流れ、それをテロリストが入手したら大変だ。私はかねてからそう考えていたが、どうやら同じことを考えていた人は既にいたようだ。この前、記憶は曖昧だがCNNでそのようなコメントをしていた専門家がいた。実は核兵器のレシピはそれほど難しいものではないらしい。物理学専攻の学部卒程度(院卒でなくていいのだ)で理解可能なレシピがあるという。だとすればこのネット時代に情報公開の自由はなおさら危険ということになる。
だが、WikiLeaksがやろうとしていることは、今のところ社会正義に合致している。アフガン戦争での米軍の残虐行為をやめさせようとしているだけだ。
この次にWikiLeaksが暴くのは米国政府が隠しているUFOネタらしい。こちらのネタはさらに私の興味を引くところである。

WikiLeaksが権力に潰される前に世界が変わることを祈る次第である。 

2010年12月4日土曜日

ケイナー 12月

“願う”力を過小評価すべきではありません。もしあなたがあなたの意志の力を信じ、それを試し、それを呼び出し、猛烈に集中するならば、あなたは驚くことを達成できるでしょう。今月後半の双子座での月食は、あなたの精神的な力を増幅します。だからこのようなことを申し上げるのです。もし間違ったことを望めば、間違った方向へ大きく進んでしまうでしょう。だから注意してください。あなたは間違った結果に到達してしまうかもしれないのです。状況を制御しようと過剰に奮闘する前に、なるに任せてください。これは“願う”力とは反対のものです。願わないことを決めてください。これは大した問題ではありません。

2010年11月22日月曜日

無料化・低価格化するソフトウェア ニュースから音楽・ゲームまで

ネットの普及でもたらされたものの一つにソフトウェアの無料化・低価格化がある。
いや、プログラムに限定すればネットの普及以前のパソコンの普及からすでに始まっていたといっていい。システムプログラムやライブラリなど20年前、30年前だったら当時の物価で20万円や100万円ぐらいしたものが今では無料になっている、あるいは信じられないくらい安くなっている、ということがよくある。これは単なる技術上のイノベーションのせいで、IT関連技術者はともかく、われわれの日常生活のライフスタイル上に変化を与えるものではない。そうに考えるのが一般的かもしれない。
だがプログラムから始まったソフトウェアの無料化・低価格化の流れは、ネットが普及すると一般人のライフスタイルを変える分野にまで広がってきた。
新聞を購読しなくてもニュース記事はポータルサイトやミクシーで読めるようになった。CDを買わなくても大抵の音楽はYouTubeなどで聴けるようになった。地図を買わなくてもGoogleマップが、百科事典を買わなくてもWikipediaがあれば事足りる。英語の本であれば、Googleブックスで絶版本を無料で読める。
映画、ゲーム、新刊書籍などはまだ無料ですべて消費できるようになったとは言い難いが、この勢いでいけば無料化、低価格化の波は押し寄せてくるだろう。あらゆる種類のソフトウェアが無料または大幅に値下げしているからだ。
そもそもソフトウェアは製造原価が無料で、開発時にだけコストがかかる。だから無料で量産することが可能なのだ。ニュース記事はそれを書く記者の人件費、音楽はミュージシャンの人件費に加え、録音スタジオの使用料、楽器のメンテナンス費などがかかるかもしれない。
いずれにせよ、ハードウェアでは原材料費がかかるからこうはいかない。
ここでよく議論されるのが、新聞社、音楽業界、映像業界、出版業界、放送業界、ゲーム業界が、今後、どうやって稼いでいけばいいのか、という話題だ。ソフトウェアが無料になれば商売上がったりになるからだ。
だが本当に困っているのは例えば新聞記者ではなく新聞社である。同様に困っているのはミュージシャンではなくCD会社(米タワーレコードは倒産している)であり、作家ではなく出版社であり、クリエイター自身ではなく映画業界、ゲーム業界、放送業界の各企業である。
つまりネットの普及によって、ソフトウェアのクリエイターではなくソフトウェアのブローカーが困っているのだ。通販サイトのおかげで中抜きになった流通業者と同じだ。
一番最初に無料化、低価格化の波が押し寄せたIT関連技術者を注目してみよう。彼らはネットが普及した今の時代をどう評価しているだろうか。全員ではないかもしれないが、オープンソース系の一部の技術者たちは今が天国のように思えるかもしれない。ある程度の技術力と英語力があれば、オープンソースのライブラリを利用でき、昔では考えられない高度なソフトウェアを自分一人で作成できるからだ。
ジャーナリストやミュージシャンの中にもネットが普及した今の時代が天国だと考えている人がいるはずだ。
新聞社に勤めなくてもブログがあれば自分を記事を不特定多数の人に自由に発表できる。アルファーブロガーはもちろん、池田信夫氏や上杉隆氏のように、いわゆるしっかりしたジャーナリストに分類できる人の中にも、ネット時代の恩恵を被っている人もいる。上杉氏が日本の記者クラブを批判する理由は、記者クラブを撤廃させた時点でフリーブロガーが大手新聞社の記者と完全に対等に仕事ができるようになるからだ。よい記事が書ければどこの所属していても一流のジャーナリストであり、一流のマスコミ会社に勤務していてもよい記事が書けなければ一流のジャーナリストではない。そういう時代がやってくる。
インディーズのロックバンドもメジャーと何らわけへだてなく、自分の音楽を自由にMySpaceに発表できる。音楽はCDを購入するのではなく、iTunesから1曲ずつ数百円でダウンロードして購入する時代になった。
いずれにしてもよいソフトウェアを供給することは、これまで以上に世の中から求めらている。後はどこでソフトウェアのクリエイターたちが金を稼げばいいかだが、そのへんはどうにかなりそうな気がする。音楽のiTunesのような新しい課金の徴収方法が考案されるかもしれない。新聞社が記者から、CD会社がミュージシャンから、出版社が作家から搾取していた中間マージンがなくなれば、その分、ソフトウェアの真の供給者と消費者の間でソフトウェアを安価に取引できるはずだからだ。

2010年11月14日日曜日

マスコミの「若者の○○離れ」離れを提言

 古代遺跡から発掘した石の文書を考古学者が解読したところ、冒頭はこんな文章で始まっていた。
「近頃の若者はけしからん。嘆かわしい時代になったものだ」
 私は長い間、これをマヤ、アステカ、インカといった古代アメリカ系の話だと記憶していたが、ネットで調べるとメソポタミア文明や古代エジプト文明の話だという説もあり、詳細はわからない。ただ確実なのは、この文書が指す「近頃の若者」は私たちよりはるかに年輩の世代だということだ。ご先祖様、あるいはウルトラ超大先輩といったところか。
私が若い時分も年配者から「近頃の若者はけしからん」を不当に言われ続けてきた。だから自分が年配者になったら年下の世代に「近頃の若者はけしからん」を言わないようにしようと決めていた。
この「近頃の若者はけしからん」はおそらく古代からリレーのように世代から世代へ受け継がれてきたのだろう。自分も上の世代からやられたので、今度は自分が下の世代に同じことをやり返さないと不公平だ、という考えがリレーを継続させてきた。だが悪しき伝統は断ち切るべきだ。自分の世代は苦労したが自分の子や孫の世代には同じ苦労はしてほしくない。こういう考えを持たないと人類は進化できない。

 ところで最近、仕分けられたらしいが、「今年の新入社員は○○型」といったフレーズを毎年、マスコミに発表していたのが民間団体ではなく、公益財団法人であることを初めて知ったときは、心底驚いた。
公益財団法人日本生産性本部は、旧経済産業省所管、現内閣府行政庁の特例財団法人で、日本企業の生産性を高めるための組織である。その組織がサラリーマン川柳のような「今年の新入社員は○○型」を、わざわざ有識人を集めて作っていた。しかも税金を投入して。新入社員を叩いたところで生産性が向上するはずはない。おそらくこれも、古代から連綿と続く「近頃の若者はけしからん」の一形態だと思われる。

「若者の○○離れ」といったマスコミの表現もまた「近頃の若者はけしからん」の一形態であることにはまちがいない。だがこれにはもう一つスポンサーの影も垣間見える。だからさらに悪質だ。
一番昔からある「若者の活字離れ」は出版業界、「若者の自動車離れ」は自動車業界といった具合にスポンサーがマスコミに書かせているパブリシティーなのだろう。
近頃の若者は自動車を買わないが、これは実にけしからんことだ。だから若者よ、当社の自動車を買いなさい。といった広告メッセージをサブリミナル効果のようにニュース記事の中に忍ばせておく。
 最近では「若者のパチンコ離れ」なる記事も発見した。近頃の若者はパチンコをやらずにまじめに勉強したり、仕事をしたりしている。これは実にけしからん、という論旨なのだろうか。
 この分でいくと、「若者の麻薬離れ」、「若者の犯罪離れ」がけしからん、という記事まで出てきそうだ。
 いつになったらマスコミは「若者の○○離れ」離れをするのだろうか。困った話である。
 ここはひとつ、あの世におられるウルトラ超大先輩が幽霊にでもなって姿を見せ、「『近頃の若者はけしからん』はけしからん」と、この世にまだ生きている現役世代にビシッと喝を入れてもらいたいものである。

2010年11月10日水曜日

mixi日記:sengoku38氏の処遇を国民投票で

海保職員「自分が流出させた」 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1402333&media_id=2 


sengoku38氏の処遇について、国民投票で決めるべき。以下の3択から最大多数の処遇を採用するというのはどうでしょうか。 

①国家機密漏洩罪で逮捕 
②国民栄誉賞を授与 
③その他、何もしない 

少なくとも民間がネットで投票して、国民の多数派の声が何なのか、確認してみたいと思います。 

ご意見のある方、3択の投票およびその理由を自由に書き込んでください。 

2010年11月2日火曜日

mixi日記:『KAGEROU』はこんな感じ?

 男は名刺を差し出した。
「ポプラ社編集部 景山太郎」と読める。
 ヒロは受け取った名刺を弄びながら吐息をついた。
 場末のファミレスは客も疎らだった。
 三十分ほど前、ヒロはこの景山と名乗る男に命を救われたばかりだった。
 ヒロは日本国中、知らぬ者はない人気イケメン俳優。彼が出演するテレビドラマはほとんど例外なく高視聴率をマークした。
 ところがひょんなことから所属する芸能事務所の社長と喧嘩して事務所を解雇された。俳優生命を絶たれたヒロは絶望し、自宅近所の橋から川へ飛び降り自殺を試みた。
 そこへたまたま通りかかった中年男がヒロを止めた。男はヒロの顔を見て、ヒロが有名な芸能人であることをすぐに見破った。
 「命を粗末にするやつがあるか」男は怒鳴りながらヒロの腕を引っ張り、力ずくでヒロを近くのファミレスに連れてきた。
「ポプラ社って出版社でしたっけ?」ヒロは尋ねた。
 景山は答えず、おもむろにバッグからノートPCを取り出すと電源を入れた。ウインドウズの画面が立ち上がる。
景山はディスプレイの中央の派手なアイコンを軽く叩く。タッチパネルなのだろう。ディスプレイには『KAGEROU』のロゴが浮かび上がる。
「ところで」景山が言った。「私と組まないか。うちが主催する小説の新人賞に君が応募して当選したことにする。人気俳優の君が書いた小説ということで、マスコミは大騒ぎするだろう。本を出版したらベストセラー間違いなしだ」
「そんなにうまくいくものですかねえ」
「勝算はある」
「ところで・・小説はゴーストライターを雇うんでしょうか」
「いや、君自身に書いてもらう」
「えっ?そんなの無理ですよ」
「大丈夫。そのかわり一つだけ条件がある。新人賞の賞金2千万円は全額受取を辞退してもらう。いや、正確には2千万円で君には『カゲロー』を買ってもらう」
「カゲロー?何ですか、それは」
 景山はノートPCのディスプレイをヒロに向けた。
「これが自動小説作成システム、『カゲロー バージョン1.0』だ」
 景山は『カゲロー バージョン1.0』について詳しく説明した。
まずブログの文章をシステムに入力する。するとブログを書いた人の文章のくせ、つまり文体がPCにインプットされる。次にその文体で自動的に小説が生成される・・・。
「そんなのインチキじゃないですか。ぼくが小説を書いたんじゃない」
「違う。君自身が小説を書いたのと同じなんだ」
<続く>

2010年11月1日月曜日

mixi日記:尖閣ビデオ非公開の真相について

尖閣ビデオ視聴「鮮明に衝突」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1392260&media_id=4

「ビデオを公開せよ」との書き込みは、mixi以外でも無数に目にするが、では政府は本当のところなぜ公開しないのか、非公開の真相は何なのか、といった議論はあまり目にしない。
公式声明では、「もし公開したら、そのあまりの内容に日本国民が中国に激怒して、日中戦争になりかねないから」とのことだが、これだけの説明で納得いくだろうか?
実際にわれわれがビデオを観たときに、なるほどこれなら政府が公開を躊躇したのも無理はない、と合点がいく理由がそこにはあるはずだ。
ネットの噂では中国人が海保官を海に突き落として、銛で攻撃したとのこと。
ここからは私の勝手な推理だが、銛で体を打ち抜かれた海保官のグロ画像が写っているので、編集または修正なしには公開できないのではないだろうか。
最近、殉職した自衛官の葬儀に管首相が出席しているが、実はこの中に、今回尖閣で殉職した海保官もともに葬られたのではないだろうか。死者が出たことが暴露されれば、世論は今よりヒートアップするはずだ。それを政府は恐れているのでは。

正しい情報が与えられなければ、正しい判断はできない。民主主義国家なら国民には知る権利があるはずだ。
ビデオの非公開は政府から「おまえたち国民には真実を知る必要はない。自分たち政治家が正しい判断をしてやるから、おまえたちはそれに従っていればいい」と言われているようなものではないか。

ネットでは国内外の様々な陰謀論が入手できる。真実もあればガゼネタもあるだろう。アフガン戦争の機密文書を暴露したウィキリークが米国では話題騒然だ。
こういう時代だからこそ、内部告発者がYouTubeあたりにビデオをアップしてくれないものだろうか?

2010年10月30日土曜日

ケイナー11月(意訳)

もし神がいるなら、世の中にはなぜこんなにもたくさんの悲しみや苦しみがあるのでしょうか?
もし神がいないなら、世の中にはなぜこんなにもたくさんの僥倖や美点があるのでしょうか?
これは昔からある議論です。
神はいるのかいないのか。たくさんの意見や賛否両論があります。絶対的な答えはないでしょう。
多くのことが環境や文化、信念に依存しています。
もし今、あなたの人生にポジティブな可能性があるなら、なぜあなたは多くの困難を抱え、疲れ切っているのでしょうか?
もしすべてが悲しい運命にあるなら、なぜあなたの心は希望のドラムを鳴らしているのでしょうか?
11月は細かい議論は忘れ、あなたの信念に賭けてください。最善を目指してください。



*まだヤフーでは訳が出ていないと思います。

2010年10月27日水曜日

mixi日記:金賢姫の来日騒動について

金元死刑囚の来日経費1938万円 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1386689&media_id=2 

大量殺人犯、またはその共犯者が、国賓か外国の芸能・スポーツ選手みたいな扱いを受けること自体、変な話です。浅原彰晃がどこかの外国に税金を使って招待され、その国のマスコミからスター扱いされたら変でしょう。それと同じです。 
ところで事件当時、私は次の本を読みました。 

 野田峯雄著『破壊工作―大韓航空機爆破事件、葬られたスパイたちの肖像』(JICC出版局(現:宝島社)) 

これによると実は金賢姫は韓国の二重スパイで大韓航空機爆破事件自体が北朝鮮を陥れるための、米CIAと韓国KCIAの自作自演だったというもの。 
事件自体が嘘なんだから、金賢姫は大量殺人犯ではなく、自作自演の国家プロジェクトを見事に遂行した韓国KCIAの花形工作員。つまり本物のスターだからスター扱いしたのだ、という弁解が聞こえてきそうです。でも、それならそれで金賢姫を連れてきても北朝鮮の拉致被害問題対策にならないはずでは。 

政府は何のためにこんな意味もない企画をしたのでしょうか。少なくとも拉致被害問題はこんなことをしても何の進展もないはず。 
「国民の生活が第一」のキャッチフレースで政権を奪取した民主党ですが、実は「民主党の選挙向け宣伝広告が第一」なのではないでしょうか。 

http://www.hibaridenshi.com 

2010年10月24日日曜日

mixi日記:ネットで見つけた日本人の竹島・北方領土の旅行記

「尖閣諸島」に旅行できるのか その場合の費用を計算してみると… 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1383811&media_id=105 


尖閣諸島は調べてませんが、北方領土や竹島は旅行した日本人が写真入りで現地を紹介しているのをネットで見たことがあります。 
北方領土はまずロシアに、竹島は韓国にそれぞれ旅行して、そこから船で現地へ行けるとのこと。日本の外務省は日本人の旅行を禁じています。 
北方領土はロシア風のきれいな洋館があり、金髪の美女が波止場をバックに写っていました。 
一方、竹島は殺風景でお土産売場と石碑みたいなものしかありません。「独島(竹島)は韓国領だ」という意味がハングル文字で書かれたTシャツがお土産売場の人気商品らしいです。 

北方領土へは実は宗谷岬から遊覧船が出ているらしいのですが、現在では日本人だけ旅行できないらしいです。以前はロシア大使館でビザを取得すれば簡単に旅行できたらしいのですが、外務省が「日本人の総意により、北方領土は日本固有の領土」であるため、旅行できなくなってしまったようです。国民投票をやったわけでもないのに「日本人の総意」というわけですが、少なくとも宗谷岬まで来た日本人旅行客の総意は、ここまで来たのだから、せっかくだから遊覧船に乗りたい、といったものではないでしょうか。 

日本の領土であることを主張するなら、地元の中高生の修学旅行先に北方領土を選ぶなど、むしろ日本人に積極的に旅行させるべきでは?若い人が北方領土へよく遊びに行き、愛着が深まるほど、大人になって参政権を持ったときに、ここを日本に取り戻そうとするモチベーションが高まるのではないでしょうか。近づいてはいけない禁止区域にしてしまうと、かえって生理的に嫌いな地域、つまり自国領にしたくない地域になってしまうのではないでしょうか。 
以上、私の外務省への提言です。 

http://www.hibaridenshi.com 

2010年10月11日月曜日

ケイナー 10月分

あなたはすばらしい冒険の最中にいます。それゆえ緊張と不安を感じています。
物事をはじめるときは、大変な不安を覚えるものの、それが完了してまえば、自分がどれだけ神経をすり減らしていたか忘れてしまいます。あなたがゴールに到着するのはもうすぐです。あなたは過去を振り返ったとき、なぜこれほどストレスに苛まれたのだろうと不思議に思います。
今、この占い以外にあなたが成功することを証明するものはないかもしれません。この占いを信じてください。自分を信じてください。そして自信をもってあなたの前に立ちはだかる試練に立ち向かってください。
恐ろしい縞模様の猛獣を目にするかもしれません。耳をつんざく咆哮が聞こえるかもしれません。でもそれは張子の虎です。

2010年9月30日木曜日

尖閣問題のビデオはこれでしょうか。




国会で問題になっているのはこのビデオでしょうか。中国人が海上保安庁の船に石を投げているみたいですが。

ひばり電子商店

2010年9月28日火曜日

尖閣問題-日本人中国人も母国語メディアしか見ていない

最近、CNNの英語サイトで書き込みをしています。mixi同様、ニュースの後ろに掲示板があり、自由に書き込めるようになっています。
例の尖閣問題ですが、日本語のメディアを見る限り、尖閣諸島は日本の領土である根拠を念入りに詳しく説明しています。その前提の上ですべてを論じているわけですから、どう考えても悪いのは中国で日本が一方的な被害者という結論しか出てきません。一方、外国のメディアでは本当のところどのような報道がなされているのでしょうか。私は中国語がわかりませんので中国の人たちにこのニュースがどのように伝わっているかわかりませんが、推測するところのよると、日本とは逆に尖閣が中国の領土である根拠を説明しているようです。中世の時代を持ち出して歴史的に中国領または台湾領であることを論じているようなのですが、中世の話は確かに日本のメディアでは出てきません。
米国のメディアであるCNNでは、尖閣がどちらの領土であるかについては、双方の言い分はどっちもどっちであるという感じで報道しています。ちなみに尖閣を「Diaoyu」と表記しており、日本人が「Senkaku」と呼んでいることは記事の最後の一文でわずかに紹介されています。
掲示板の書き込みには米国人以外に日本人や中国人と思われる人たちが英語で書き込みをしていますが、どうやら日本のサイトは”右翼”が中国のサイトは”共産党工作員”がジャックして情報操作をしているということを指摘する人もいました。
どうでもいい無人島の領有権をめぐって戦争するとしたら馬鹿らしいし、こんなくだらないことに米国はかかわるべきではない、というのが米国人たちの考えのようです。
石油が採れるとのことですが、エネルギーの主力はもうすぐ石油から新エネルギーに変わるでしょう。
だとしたら日本は尖閣を中国に与えて、そのかわり石垣島や沖縄は侵攻しないことを条約で結ぶのはいかがでしょうか。それとも船長を返しても賠償金と謝罪を請求する中国ですから、尖閣を与えたら日本の他の領土も奪おうとするのでしょうか。
日本企業はできるだけ”ものづくり”を中国依存から自国生産に切り替えて自給率を増やすべきですが、それ以外の点では友好な外交関係を模索すべき、というのが私の個人的見解です。
いずれにしましても、日本人と中国人も共通のネット掲示板で共通の言語で書き込みをすれば、国民レベルでの双方の理解や合意点が見いだせるのでは、と考えます。


http://www.hibaridenshi.com

2010年9月12日日曜日

2010年9月7日火曜日

マイスペース占い 9月7日射手座

鬱で自分を責めたい気分でしょうか。人生を見つめ直し、自分を制限しているものが何なのかを考え、次のステップを決めるときです。でも、今は無理に前進しようとしないでください。過剰に後退もしないでください。
明日は新しい日になります。それを覚えておいてください。

2010年9月6日月曜日

マイスペース占い 9月6日射手座

大いなる飛躍のときです。お望みのペースで進んでください。あなたの実力は向上し、開花します。賢く直観的な決定は、燃料効率のよいエレルギー源となります。(意訳)

2010年9月4日土曜日

ケイナー9月分月報

「中間地点」というものの重要性がわかるのは、端まで近づいたときだけです。安全で保障された状況というものは、少し鈍くて報われないように見えます。私たちは極端なものに興奮します。でも問題が起きるところまで推し進めるかわりに、お馴染みの世界に戻ったり、冒険から少し戻ったりした方が、もっと簡単に興奮を持続できるのです。今月、遠くまで行かなくてはならないと思わないでください。あなたはここ最近、とても長い道を進みました。今、さらなる新しい地平へ飛び立つ前に、あなたは一休みしていいのです。


*まだヤフーで翻訳がないようです。明日、ケイナーのHPには週報パート2(恋愛運)が掲載されますが、ヤフーが月報を訳した場合、本ブログには週報パート2の翻訳を載せます。

2010年9月2日木曜日

マイスペース占い 9月2日射手座

研究や仕事のスケジュールに真面目に取り組むなら、今日、担当者と何かを整理することを決心してください。パートナーもしくは友人とともに試みることは、あなたが結局やることになることと正反対です。それがわかるでしょう。

2010年9月1日水曜日

マイスペース占い 9月1日射手座

これまで少し恐れていたことが提示されても、自信を持った態度で臨んでください。これは恐れを克服する機会であり、新たな基盤の始まりでもあります。この過程であなたは一目置かれるでしょう。

2010年8月19日木曜日

ニュースをすぐ信じる日本人と朝鮮人は似た者同士

昔、仕事の取引先の中国人K氏から、日本人と朝鮮人はよく似た人種だと言われたことがあります。話を聞いてみると、目から鱗が落ちる思いでした。
小泉さんが総理大臣時代に靖国神社を参拝したところ、中国で大規模な反日デモが起きたときだったと思います。ニュースでは大騒ぎしていたのですが、K氏は平然としていました。
日本人は中国人全員が反日感情を持って決起したかのように思っているが、デモに参加したのは一部の人間。たいていの中国人は反日でも親日でもなく、もっと別のことに関心があるはず。というのがK氏の意見でした。
そもそも日本人は、テレビや新聞のニュースをすぐ信じてしまう。こうした国民性が納得できない。中国人ならまた政府が人民をイデオロギー操作をするために偏向報道しているなと思って、ニュースから少し距離を置く。こんなふうに政府にすぐ騙されてしまう国民は世界でも珍しい。国民がマスメディアのニュースをすぐ信じてしまうのは、世界中でもおそらく日本と北朝鮮くらいだ。K氏はかつて太平洋戦争の大本営発表の例を挙げてこう言いました。
大本営発表は昔の話。今はあのときの反省から日本は民主主義的な国家になり、日本の報道機関は国民に対して情報操作をやめたはず。私は反射的にそう反論したのですが、自分の考えに確かな根拠がないことに、はたと気がつきました。
日本と北朝鮮は似た者同士。こうしたことを欧米の先進国の人からならいざ知らす中国人から言われるとはショックでした。でも日本の外から見ると、なるほど日本と北朝鮮の国民性は似ているのかもしれません。
マスメディアは両国とも互いに相手国の悪口ばかり流しています。日本のメディアは北朝鮮の、北朝鮮のメディアは日本の、それぞれ批判的なニュースばかり扱います。でも本当のところはどうなのでしょう。
インターネットで英語で書かれた情報が簡単に入ってくるようになってから、私は少しずつ物の見方が変化してきました。日本語で書かれたニュースだけを読んでいては、実は真実を見逃していることがある。そう思うようになりました。

2010年8月16日月曜日

老人地デジ対策よりもこちらの対策を

■76歳が熱中症死、電気止められ冷房使えず
(読売新聞 - 08月16日 10:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1310176&media_id=20


以前にも似た事件がありました。老婆が生活保護を申請したところ、エアコンが贅沢品ということで役所に差し押さえれられ、その直後、それが原因で亡くなりました。夏場に熱中症で亡くなったのか、冬場に凍え死んだのかは覚えていません。


テレビなんかは止めてもいいですが、生存するために最低限必要な水分、室温、食糧、そして最低限の衣服は、人間として確保したいものです。


老人の地デジ対策よりも、100歳以上の行方不明者調査よりも、行政にはこういうことに注力していただきたいと思います。

2010年8月15日日曜日

この国の気になる言論統制-再販制批判のタブー

 どちらに転んでも日本の経済にも政治にもさして大きな影響はないし、もっと重要な時事問題や社会問題はいくらでもあるし、つまりどうでもいい話なのですが、前から気になっていた話を書きます。
みなさんは再販制という言葉をご存じでしょうか。メーカーが商品の価格を決めて、小売業者にその価格で販売することを強制する制度です。つまり小売業者が他店より安くその商品を販売できません。これは独占禁止法で禁じられているのですが、日本の新聞・出版業界では逆に再販制で販売することが、実質、義務づけられている状態なのです。
出版物の再販制が世の中のためになるかどうかの議論はさておいて、恐ろしいのは、日本の印刷物、つまり新聞、雑誌、書籍では再販制を批判できないということです。再販制の批判はタブー。こういう言論統制がこの国でなされている現実を、みなさんは知っていたでしょうか。
テレビやネットでは出版業界の再販制に対する批判はよく目にします。しかし新聞では必ず再販制の維持を訴えます。再販制のおかげで全国どこでも安く新聞が読める、といのがその主な理由です。
一方、雑誌や書籍でも再販制を賛美する意見はいくらでも掲載されていますが、批判的な意見はまず目にすることがありません。再販制がなくなると、良書を出している中小零細の出版社が書籍や雑誌を本屋に買いたたかれる。彼らを守るために再販制が必要だとのことです。
昔、私はこの業界にいたのですが、実質的にこの業界は取次大手のT社、N社が支配していました。彼らの既得権を守るために再販制は必要だったのです。中小の出版社はT社、N社と取引を断られたら死活問題ですので、再販制を批判する本や雑誌を出版できないのです。
 というふうにここまでT社、N社の悪口ばかり書きましたが、中小の出版社側も一方的に被害者かと言うと微妙なところです。彼らにしてみてばT社、N社との取引コードを持っていることがそうでないさらに小さい出版社に対して大いなる既得権なのです。
 私が批判したいのは、再販制そのものではなく、既成企業が既得権を守って参入障壁を作っていることでもありません。再販制の反対意見が印刷物で言えないという事実が、言論の自由を憲法で保証されているこの国でまかり通っているということ。このことにどうも寒気がしてならないのです。
 まあ他にもいろいろ探せば言論統制はあるのだし、目くじらたてるほどではないだろう、と言われればそれまでですが、言論統制は国の存続を左右するような政治、国体、外交の諸問題に対してなされるものであって、たかが出版業界という日本経済全体から見れば小さな市場の利害において、言論統制が起きているという事実がかえって気味が悪い。そう思えてならないのです。
 こうして私がネットで簡単に批判できること自体、言論統制とは大げさな、という声がみなさんから聞こえてきそうではありますが。

2010年8月14日土曜日

男尊女卑じゃない方が男には”お得”

昔、ソウルを旅行していたときのことです。現地旅行ガイドの韓国人男性と同乗して車で市内観光をしていました。
このガイド、日本語がペラペラなのですが、戦前の日本を思わせるような(あるいは私の少年時代である70年代を思わせるような)男尊女卑思想の持ち主であることが気になりました。女性は男性に従うべきだ。近頃の若い女性は生意気で怪しからん。こういったようなことを何度も口にするのです。
今の日本では、ちょっと考えられません。でも昔はこういう男尊女卑思想の持ち主はいたるところでよく見かけたものです。私は70年代にタイムスリップしたような、妙な懐かしさを覚えました。
ふと数十名の警察官らしき集団が通りを行進していました。ガイドの解説ではこれは「義務警察」とのことです。韓国は徴兵制がありますが、お金持ちの子弟は政府に金を払うと徴兵が免除になり、そのかわり半年間の「義務警察」が義務づけられるとのことです。「義務警察」は主に日本の機動隊のような仕事をするとのことでした。
私はそのときひらめきました。男尊女卑社会というのは、実は徴兵制を維持するための仕組みではないか、と。
徴兵制がある国では男はある年齢に達すると軍隊に行かなくてはなりません。そして女には徴兵制がありません。なぜ男だけがこんな罰ゲームを受けるのか。不公平じゃないか。そういう男たちの不満をそらすために、為政者たちは、男尊女卑の風潮を意図的に社会に作り出したのではないでしょうか。
男たちを強制的に戦争に参加させるためには、その代償に男は女より偉いということにして、男をおだてておく必要があったのです。もしそうでなければ「やってられない」というのが徴兵される男たちの本音でしょう。
 そう考えれば、この韓国人ガイドが男尊女卑なのも納得がいきます。かかあ天下でも、女の尻に敷かれても、戦争に行かなくて済むなら男にとってありがたい。私はそう思います。
男女平等は実は女ではなく男にとって“お得”な制度だったのです。

2010年7月31日土曜日

ケイナー射手座 8月

気難しかったり、やかましかったりするのは、あなたらしくありません。あなたはほとんどの状況に対して、幸福にも簡単に適応できるからです。あなたが選り好みするときは、いつも理由があります。同時にあなたが何かまたは誰かにとても心配しているときは、いつも大変よい理由があります。
今、あなたは大いに悩んでいます。普通なら抱きしめたいような、一連の幸運の可能性を、拒絶してしまうほど悩んでいます。あなたは何かよいものを追求しています。
あなたが成功しないだろうと思っている人たちがいます。彼らはあなたを占星術で占っていないからこう思うのです。でも私はあなたを占いました。疑う余地はありません。あなたが努力を続けていることは正しいのです。
木星と天王星は主張しています。あなたが本当に正しいことを追求するなら、あなたは成功するでしょう。




ヤフーでケイナー日報の日本語訳があることを2ちゃんねるの書き込みから知りました。上記の占いはまだ日本語訳がないと思いますが・・・・。
いすれにしましても、ケイナー日報の訳だけでは当ブログの存在理由はなくなったようです。今後はエッセー中心に方向転換しようと考えています。

2010年7月29日木曜日

ケイナー射手座 7/29

操り人形を思い浮かべてください。操り人形は操り人形師と同じ格好をしています。操り人形の下にはさらに小さい操り人形がぶら下がっています。その小さい操り人形もまた自分を操り人形師だと思っており、さらに小さい操り人形を操っていて…..
こんな堂々巡りであなたの頭を混乱させたいわけではありません。ただ一つあなたにお聞きしたいのです。あなたの人生で、今、誰が何をコントロールしていますか?他人をコントロールされていると訴えられているのは誰ですか?
今日は自分で考えてください。そうすれば命令の鎖からただちに自由になるでしょう。

2010年7月28日水曜日

ケイナー射手座 7/28

自分が支配しているように見えるとき、私たちはみんな、少し気分がいいです。誰かまたは何かが自分を支配しているように見えるとき、私たちはみんな、気分が悪いです。でも支配とはおかしなものです。ときどき、私たちは実際には支配していないのに、支配していると思っている場合があります。実際に支配していることもありますが、支配していないよりは、支配している方が多分、ましでしょう。
今、あなたのやり方に固執する理由は何ですか?あなたの計画がベストだと確信しているのですか?もしそうなら、それを追求してください。あなたは成功します。でも疑問があるなら、しばらく様子を見ても損はしないでしょう。

2010年7月26日月曜日

ケイナー射手座 7/26

「惨めさを幸運に変える秘密あり。それは簡単。ちょっとした気づきで真実の半分が真実の全部に変わる」
日本の偉大な詩人、野口米次郎はこう言いました。また次のようにも言っています。
「泳ぎのうまい人は決して波に逆らわない」
この短い引用から、あなたは推測できるでしょうか、彼は射手座です。
あなたのように彼は理解していました。幸福は作り出すもので受けるものではない。幸福を作り出すのはそれを想像すること。この言葉が、今週、あなたに必要なものすべてです。

2010年7月25日日曜日

ケイナー射手座 7/25

何世紀に渡り、軍人たちは戦ってきました。何世紀に渡り、人々は「戦争は恐ろしい」と言い続けました。でも人々は「悲しいことに、これはやらなくてはならない戦争だ」、「この戦争さえ終われば、二度と戦争しない」とも言い続けました。
タバコに火をつけるときに、自分がどうしても禁煙できない理由を考えている女性喫煙者がいます。
ハンバーガーをもう一個食べようとしているときに、体重を減らそうと夢見ている男がいます。
いつも悪い習慣を繰り返しているからと言って、これからも悪い習慣を継続しなくてはならないなんて、理屈はありません。
でも私たちが良い習慣を身につけるように努力するまでは、何も変わりません。今週、あなたは何を変えたいですか?もしお望みなら、変えられますよ。

2010年7月21日水曜日

ケイナー射手座 7/21

「怒ったら、われわれはすでに真理の探究をやめ、利己的になり始めている」
お釈迦様はそうおっしゃいました。私は最近、お釈迦様の金言をよく引用していますが、現代社会でこの言葉は何を意味するのでしょうか?
精神的な心理の探究に価値があると考えている人はまれです。自分の戦いに勝つことが、私たちの関心事のすべてです。でも今、あなたは洞察と客観性、そしてよい判断が必要です。あなたは何かを得ています。またはあなたには誰かがいます。不必要な心配で一日を台無しにしないでください。

2010年7月20日火曜日

ケイナー射手座 7/20

障害が役に立っているときもあります。あなたが不適切なものを手に入れないように障害が邪魔をしているときです。
障壁がありがたいときもあります。悪い考えを寄せ付けないときです。
木星と冥王星の鋭角の配列は、やる気をくじくような困難を意味します。
力を振り絞り、試練に立ち向かう前に、反対の力に屈服してみてください。屈服が本当にあなたのためにならない場合、しばらくしたらあなたは反撃できるでしょう。でもそれまでに気が変わるかもしれません。今、あなたが直面している困難に対して、違った見方をするかもしれません。

2010年7月19日月曜日

7月19日 ミクシー日記:世論操作について

「世界一幸福な国」1位はデンマーク、中国は125位―米調査機関 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1279739&media_id=31 

誰が何の目的でこんな発表をしたのか推理できませんが、この手のニュースは世論操作を目的とする場合が多いと思います。ところで、これは放送大学で教わったことですが、当局が世論操作あるいは情報操作を行う場合、次の2代基本原則に注意する必要があります。 

①世論操作をしていることを国民に悟られないこと 
②世論をどのような方向へ誘導しようとしているのか国民に悟られないこと 

たとえば、芸能人、スポーツ選手に子供が生まれるとニュースになるのは少子化対策のためだと誰でも推理できるので、②の原則からすると下手な世論操作ということになります。 

バブル時代、都道府県別で日本一幸せな県は、専門家の調査の結果、山梨県だというニュースがありました。東京と違って通勤地獄がない、というのが主な理由だったようですが、当時、山梨県民だった自分は正直言って、「?」でした。 
当時は金丸信氏が自民党を支配していた時代。首都移転先には自分の選挙区である山梨方面を画策していたようです。大義名分的には、日本のシンボルである富士山がよく見えるところが日本の首都にふさわしい、とのこと。これが周囲に流れていた山梨県民たちのうわさ話でした。 
ここから推理すると金丸信氏が首都をスムーズに山梨に移すための世論操作として、山梨が日本一幸せな県というニュースを流したことになりますが・・・・。 

デンマークが世界一幸せな国ということを中国人が信じれば、誰がどんな得をするのでしょうか?

2010年7月13日火曜日

ケイナー射手座 7/13

あなたはやる気に満ち溢れています。だから立ちどまることが難しいのです。でも、行動的であることは、受動的であることよりも、いつも望ましいわけではありません。時々、私たちは急いで動こうとすると、堂々巡りになってしまうことがあります。今、あなたは微妙な立場にあります。即断して複雑な状況を簡単にしたいかもしれませんが、しばらく待って、成り行きにまかせた方が賢いかもしれません。急いで行動して後で後悔するよりは、何もしない方がずっとましでしょう。

コンパクトBCチェッカー・プロモーションビデオ



広告ビデオです。

http://www.bcchecker.com

2010年7月11日日曜日

ケイナー射手座 7/11

今週、あなたは賢明です。いいアイデアを偉大なアイデアにすることができます。テーマを作り、機会を模索し、最近やってきた土台を構築することができます。でもあなたが追い求めてきたことが何でもかなうわけではありません。これまであなたに進展の兆候がなかったなら、突然の飛躍が起きるのはまれです。しかしながら、既に入口は作られました。それを広げるチャンスはあります。
新しいもの、違うものを恐れないでください。そしてまた、あなたがこれまで固執してきた意見を変えることについても恐れないでください。あなたが適応できれば、魔法があなたを待っています。

2010年7月9日金曜日

ケイナー射手座 7/9

「占いを中断して、ここで宇宙からの緊急ニュースをお伝えします。銀河系の予算上の都合により、一ヶ月当たりの地球の回転数を制限することが決定しました。つきましては今週末、日の出はすべてキャンセルされました」
もちろん、このニュースは本当ではありません。世界は富にあふれています。会計士や経済学者が何を唱えても世界は豊かです。宇宙の最大の目的は、必要なものすべてをみんなに与えることなのです。そういう世界にあなたも住んでいるのです。
ですから恐ろしい幻想を抱かないでください。

2010年7月6日火曜日

ケイナー射手座 7/6

世の中から孤立したければ、お城を建てて周りに堀をめぐらせてばいいのです。あるいは友人を慎重に選び、一生懸命に自分と周囲の境界線を守ればいいのです。でもどちらのやり方も、疑い、恐れ、心配、必要なことから自分を守ることはできません。こうしたものは、引きこもったとしても、自分の中に閉じ込めているのです。今、あなたは争いからできるだけ遠ざかろうとしています。またオタクになろうとしています。どちらもよくありません。公平に観察して、控えめに対処してください。

2010年7月2日金曜日

ケイナー射手座 7/2

期待していないことを期待してください。私がこう言ったら、あなたは戸惑いますか?確かにあなたが占星術師に尋ねるのは、あなたの身に何が起こり、それにどう備えておくかを知るためです。でも、前もって判断できない不思議な状況というものがあります。今週末、自分で考え、ただちに行動する力を信じてください。驚くべき進展に対して楽観的で素早く応答すれば、あなたは大いなる利益を得るでしょう。

2010年7月1日木曜日

ケイナー射手座 7/1

人間は突然の変化に驚くほど巧みに対処する能力が備わっています。もし変化が来ているのがわかったら、そして変化に対する準備や適応するチャンスがあったら、変化に反対したり抵抗を試みたりすることもできます。でもある日、唐突に変化が起きたら、瞬きする間に私たちは新しいルールに慣れ、前からこんなふうだったように行動します。最近、あなたの周囲で変化が起きましたが、それは別の意味でもう一度変化するでしょう。

2010年6月25日金曜日

ケイナー射手座 6/25

木星は夕方に見えるときと早朝に見えるときがあります。今週末、夜明けの直前に見られます。これはあなたの今の状況を物語っています。つまりあなたは旅の始まりにいるのです。木星のように闇の終わりと光の始まりにあなたは位置しています。あなたが周囲を見回したとき、たとえ影だけが見えるとしても、あなたはまもなくすばらしい変化を目撃するでしょう。自分の運命にもっと信念を持ってください。

2010年6月24日木曜日

ケイナー射手座 6/24

期待が高いと、後でがっかりすることがあります。でも標準を下げたり、望みを抑えたりすれば、自分を守れるわけではありません。自分の弱さと思えるものについて、あなたは今、意識しています。微妙な状況において、物事がうまくいかなかったら、どれくらい傷つくことになるだろうか。あなたはそんなふうに心配しています。でも諦めたり、逃げ出したりする理由はありません。勇気をふりしぼる理由、全力をつくして賢明にふるまう理由はあります。今日、もしあなたの一番高貴な大志を追い求めたら、大いなる利益がもたらされる結果になるでしょう。

2010年6月23日水曜日

ケイナー射手座 6/23

デリケートな装飾品は大事に取り扱わなくてはなりません。日頃から粗雑に扱ったら、すぐだめになってしまいます。消耗しないよう、休み休み働く、というものではないからです。花瓶や絵画のことだけを言っているのではありません。物は何でも大事に扱うべきです。でもだからと言って、お湯を沸かしたり、卵焼きを作るときに、ヤカンやフライパンが痛むことを心配しなくてはいけないとしたら、やりきれない話です。
人間関係も物と同様です。現実の人間関係は強固である必要があります。価値のある理解は、少しのストレスに耐えなくてはなりません。今、プレッシャーがあるとしたら、そこには強靭さも備わっています。

2010年6月22日火曜日

ケイナー天秤座 6/22

他の人よりも馬の合う人がいます。こういう人たちは私たちと意見が合い、助け合い、趣味が同じで、同じ目的を信じています。一方で、対立する意見を抱えながら積極的な喜びをもたらすかに思える人もいます。こういう人を避け、「自分の側」の人たちに固執すべきでしょうか?成長したくないなら、学びたくないなら、変化を達成したくないなら、そうでしょう。でも夏至の彗星は、今、あなたが簡単な人間関係を深める必要はないと主張しています。難しい人間関係の中に橋を架ける必要があるのです。

ケイナー牡牛座 6/22

昨日と明日の関係は何でしょう?それは曾祖父母と曾孫の関係に似ています。彼らは決して出会うことはありません。あなたは二つの世代の架け橋なのです。同様に現在は過去と未来の架け橋なのです。栄えある夏至の彗星は主張しています。もしあなたが歴史の繰り返しをやめたいなら、今、あなたにそのパワーがあると。パワーを呼び出してください。あなたが実際に持っている影響力の大きさを自分で最初に評価しなくてはなりません。

ケイナー牡羊座 6/22

あなたは半リットル単位で知恵を買うことはできません。でも無知なら買えるでしょう。コップ1杯分の無知を買った後、本人は何でも知っているつもりであるにせよ、実は何も知りません。知恵はおそらく買うことができます。ただしお金では買えません。あなたは経験を支払って知恵を買わなくてはなしません。そして知恵の量は測定できません。今、あなたはどれくらい知恵がありますか。他人がみんな無知なまま行動しているからといって、自分も無知でいいという理屈にはなりません。あなたが今捉えた高い水準はあなたに多大なご褒美を与えるでしょう。

ケイナー乙女座 6/22

闇とは光の欠如のことです。闇には光がありません。何か他のものがない、という状態がそこにあります。何か他のものが到着するとその状態は消え去ります。不幸もこれと同じです。小さな喜びが現れるや、惨めな思いはドアの外に走り去ります。何の弁解も説明もなく去っていくのです。夏至の彗星は今、新しい希望とひらめきを与えます。あなたがこれまで持っていなかったものに注目しないでください。あなたに与えられつつあるチャンスに注目してください。

ケイナー射手座 6/22

「あなたに何ができるか」ではなく「あなたは何がしたいのか」が問題です。夏至の彗星は、あなたがいくつかの選択肢を持っていることを示唆しています。あなたは驚くべき力を持っています。だから慎重に考え、賢くふるまうことが重要なのです。あなたの選択肢が限定されていた方が、かえって簡単です。最初の機会を捉えないでください。最も明らかな解決を成り行きで受け入れないでください。数日間、もっと深く探ってください。そうすれば、あなたはもっと価値のある選択肢に出くわすかもしれません。

2010年6月20日日曜日

ケイナー射手座 6/20

Be flexible, adaptable, approachable and co-operative. Pursue this policy even when you feel more inclined to be rigid, argumentative or assertive. Express mild disapproval to a suggestion if you must, but don't put your energy into a battle that does not yet need to be formed. No matter what's being said or what seems to be happening, much will change over the next few days. The Solstice Comet speaks of a reason to be calm and confident. Even if you make apparent 'mistakes' they may work out surprisingly well. You may yet find that naturally shifting circumstances bring you what no amount of conflict could ever attain.

柔軟になってください。適応して、近づいて、協力的になってください。たとえあなたが厳格に感じても、口論がしたくても、毅然とした態度になりたくても、この方針を追及してください。必要なら穏やかに不賛成の提案をしてください。でも不要な争いに注力しないでください。何を言われても、何が起きても、多くのことはこれから数日のうちに変わるでしょう。たとえあなたが見かけ上の失敗をしても、驚くほどうまく物事は運ぶでしょう。自然な環境の変化は、かつてないほど争いのない世界へあなたを誘うことに、あなたは気づくかもしれません。

2010年6月17日木曜日

ケイナー射手座 6/17

Some people like difficult situations. They enjoy the sense of challenge. They feel somehow, that life is exciting when it is stressful. If things look as if they are likely to quieten down, they stir up a little more action. Are you a little like this? Or is all the upheaval and chaos in your world the result of someone else's choices and actions? It may be time to look at what power you have over a set of circumstances that seem to be oppressive. Whether or not you helped create them, you can now do something significant to lighten the load. 


厄介な状況を好む人がいます。試練を楽しむのです。こういう人たちは、とにかく人生に緊張感があるとき、人生はエキサイトしていると思うのです。物事が沈静化しているかに見えると、彼らは行動を起こしてかきまわすのです。あなたはこういう人種ですか?それとも、誰か他の人の選択や行動のせいで、あなたの世界は驚天動地と混沌に満ちているのですか。圧政的に見える一連の状況は何のせいなのか、よく考えてみるべきときかもしれません。自分自身のせいであるにせよ、そうでないにせよ、あなたは今、積み荷を照らすために、何か重要なことができます。

2010年6月16日水曜日

ケイナー射手座 6/16

Why, if we live in a world of unanswered questions are there so many people who claim to know all the answers? Actually, it's precisely because humans are so vulnerable that they act so tough. We feel better when we think that we understand what's going on. But we do ourselves no favours when our 'understanding' involves the acceptance of an unnecessary limitation. While the comet is passing through your opposite sign, you have more support than you realise. Just be humble enough to ask for the help you need. 


世界は答えのない問いに満ちているのに、自分は何でも知っていると主張する人がこんなに多いのはどうしてですか。実際、弱い人間が強いふりをしているだけです。世の中の出来事を自分は理解している。そう思い込むことが心地よいのです。でも不必要な制限があることを”理解”したときは、いい気分ではありません。
彗星があなたの反対のサイン(双子座宮)を通過するとき、あなたは自分で思っているよりも援助が得られます。もっと謙虚になって、必要な援助をもとめてください。