2011年6月26日日曜日

3.11人工地震テロ⑥ 菅総理が辞めない理由を邪推する

それなりに余震は続いているようだが、とりあえず一段落したようだ。
さて、3.11人工地震テロと同様、菅総理がいつ辞任するのかという話題も、時間が経つごとに少しずつ風化していっているようだ。
このまま、しらばっくれていれば、人工地震テロはなかったことになり、菅総理も辞めなくてもいいことになる。それを狙っているのかもしれない。

ところで菅総理は、この期に及んでなぜ辞任しないのだろうか。
ネットの書き込みによると、菅はもともと実力で総理大臣になれる器の政治家ではなかったから、総理大臣という地位への執着が人一倍強いとのこと。
たとえば、もう次の就職先がありそうになり中高年サラリーマンが、上司から解雇を言い渡されそうになったとき、労働基準法を盾に不当解雇だと反論したり、自分にはまだ小さい子供がいると泣きの一手で陳情するなど、必死で会社にしがみつこうとする。それと同じようなことを菅がやっている、というのがネットの主張だ。
確かに地位への執着心も少しはあるかもしれない。だがそんな単純な理由だけではないと思う。
テレビにうつる血の気の失せた表情を窺うかぎり、菅が精神的にかなり追い詰められているのは間違いない。
なぜ、彼はそこまで悩んでいるのか。
これもまたネットでは、首になりそうな”中高年サラリーマン説”で菅の悩みを説明しているようだ。だが、私には何かもっと裏があるように思えてならない。
総理を辞めたくても辞められない、のっぴきならない事情があるのだ。
そこで自分なりに菅が辞めない理由を邪推してみた。

①国内騒乱誘発の第二弾か!
”世ゴロ協”としては、マスコミの福島原発の報道で不安を煽り、国民が暴動を起こすことを想定していた。暴動になればそれを抑えるために前原首相の警察国家を誕生させ、次いで中国と戦争させる。あるいは騒乱を抑える名目で在韓米軍を日本に派遣し、その隙に北朝鮮が韓国を侵略する。こういう筋書きだった。
ところが日本では(アフリカと違って)一向に暴動にならない。
そこで増税をちらつかせる菅総理を辞めそうで辞めない状態にして、国民をいらつかせ、暴動へと誘発させようと考えているのではないか。
暴動が起きるまで”世ゴロ協”は菅に首相を辞めないよう命令しているのである。

②実は菅総理は脅迫されている
今、菅氏が辞任し、小沢氏などの反ネオコン系政治家が総理になれば、”世ゴロ協”としては都合が悪い。そこで菅氏を脅迫し、ネオコン系政治家が次期首相になる見通しがつくまで、辞めさせないのではないか。
ネットの噂話では、自民党の歴代総理のうち、なぜか経世会は早死し、清和会は天寿を全うしているという。
経世会の総理は、”世ゴロ協”の息のかかった工作員に、巧妙に暗殺されている。一方、清和会は”世ゴロ協”の犬だから暗殺されることはない。こういう話がネットの複数箇所から見つかった。
今辞めたら、工作員を使ってお前やお前の家族を暗殺するぞ、と脅されれば、辞めたくても辞められない。あるいは、今辞めたら3.11人工地震テロの片棒を担いだことを暴露するぞ、と脅されているのかもしれない。
菅氏が顔面蒼白なのも、脅迫されているのだったら合点がいく。

昔、福田総理大臣が辞任する際、記者会見の席で辞任の理由を質問した記者に対し「あなたとは違うんです」と発言したのは有名だ。一介の記者ごときに一国の宰相の深い懊悩がわかってたまるか、と言われればそれまでだが、福田総理は一体、このとき何を悩んでいたのか。米国から何らかの圧力があったらしい。ネットにそう書かれている。

小さい子供を誘拐犯に人質に取られ、身代金を要求されている親。これが、日本の首相なのかもしれない。ここでいう子供は日本の国民であり、誘拐犯は米国。そして身代金は郵便貯金450兆円だったり対日年次要求だったりする。
身代金を払わなければ人工地震で子供は殺される。
ところが何も知らない子供は、ディズニーランドに連れてってくれ、アイスクリームをおごってくれる誘拐犯のおじちゃんを自分のパパよりかっこいいと思っている。一方、親の方は誘拐犯と交渉して、当初の要求額を値切って、いくばくかの身代金を泣く泣く支払う。
米国の実質的植民地である戦後日本。その行政の長である内閣総理大臣の仕事は、実はこんな感じなのかもしれない。
「あなたとは違うんです」は、ある意味、実に含蓄の深い言葉なのだ。

2011年6月18日土曜日

孤独死のすすめ

以前、このブログで書いたが、"孤独死"は実は意外と幸福な死に方ではないだろうか。
孤独死が不幸という人に問いたい。あなたは、どういう死に方が幸せな死に方と言えるのか。あるいは自分が死ぬときはどんなふうに死にたいか。
ある人の意見では、一番幸せな死に方は、自宅で子や孫など家族に看取られて死んでいく死に方であり、自宅での孤独死は2番目、病院で家族に看取られる死に方は3番目とのこと。

ところで現代人が死ぬ場所は確率的に病院内が多いだろう。
病院で死ぬのは悪く言えば、”獄中死”に似ている。
病院という自分の知らない場所、しかもあまり好きでない場所で、医師や看護師といった他人と付き合いながら死んでいくのである。他人の目に自分の死がさらされるのも、いい気持ちがするものではない。
獄中死に憧れる人は聞いたことがない。病院死も、仕方ないと思っている人が大半で、憧れているわけではないだろう。
どうせ死ぬなら慣れ親しんだ自宅で死にたい。

昔、テレビで細木数子が(行いが悪いと)「畳の上で死ねないよ」とゲスト出演者を脅していた。畳の上で死ぬのが理想だとすれば、やはり自宅で死ぬのが理想ということになる。だとしたら孤独死が理想の死に方になる。
病院で死んだら「ベッドの上」だから畳ではない、というのはいささかこじつけか。

ところで「畳の上で死ねない」というのは事故死を意味している。事故死に憧れる人はいない。
交通事故にせよ、無差別テロで突然、変質者に刺されるにせよ、かなり痛い思いをして死んでいくのではないか。苦しむという意味では、病院で亡くなる場合も同様だろう。
そこへいくと孤独死は自然死のようなものだから、一般にそれほど苦しまない?と思われる。

先だっての地震と津波で東北地方では多くの人が亡くなった。同時にたくさんの人が一緒に亡くなったので、これは孤独死ではない。
また津波で一命を取り留めたものの、避難所で命を落とした人もいる。他の大勢の被災者と雑魚寝をしながら、あるいは看取られながら死んだので、これは孤独死とは正反対の死に方だ。
だが、こうした死に方に憧れる人はいないだろう。

例のNHKの番組では、孤独死の恐怖感を煽り、独身の若者に早く結婚して子供を作るよう情報操作したようだが、本当のところ、孤独死が困るのは空カンのポイ捨てと同じなのだ。当の本人は困らないが周囲の人が迷惑する。
死体が長期間、そのまま放置されていたら大変だ。
だから空カンは屑かごへ捨てなさい、自分が死んだら家族にすぐ死体の処理をしてもらいなさい、そうしないと社会迷惑です、という意味なのだろう。

いずれにせよ、自分が死んだらすぐ外部にわかるようにしておけば問題ないのであり、「秋月パルス」ではないが、IT技術を駆使すればこのへんは解決すると思われる。
考え方を少し変えれば、孤独死は現代人にとり、理想的な死に方の一つだと思う。

2011年6月12日日曜日

ネット芸能文化人について

自分の中ではメディアの中心がテレビからネットに移行して数年経っています。
以前もこのブログで書いたと思いますが、ネットの世界にはテレビにはなかったタイプの芸能人や文化人がいるようです。
以下、自分がファンになったネット芸能文化人を紹介します。

①ジェット☆ダイスケ
ネット芸能文化人と言えばNo.1ポッドキャスター、ジェット☆ダイスケなしには語れません。
ネットやITを最大限活用して表現しているという点でかっこよく、多芸多才にして知的で、かつ地上波テレビのお笑い芸人より、よっぽど笑えるネット芸能文化人。それがジェット☆ダイスケなのです。
以前、彼のレトルトカレーのCM動画は、消費者目線の新しい広告だと評した評論家がいました。

②Cooking with Dog のおばさん
YouTubeの番組「Cooking with Dog」で、日本の家庭料理を中心に様々なレシピを英語で紹介。この前、この番組の通りにカスタードプリンを作ってみました。
観ているのは日本人より米国人の方が多いでしょう。Face BookかYouTubeのコメントで「女性シェフの名前を教えてほしい。これは重要なことだ」という英語の書き込みがありました。私も彼女の名前が知りたいです。本名ではなく芸名、またはハンドルネームでもいいですので、是非、知りたいです。因みにこの番組のホストの犬の名はフランシスです。

③リチャード・コシミズ
さて、3.11人工地震テロでは覚醒者が急増したのではないでしょうか。”寸止め”ジャーナリストなら他にいくらでもいるが、触れてはならない陰謀論の核心を包み隠さず暴露するのは、ネット・ジャーナリストにして独立党の大将、RKだけ。
今、時代の大きな節目に来ていることが彼の動画やブログから実感できます。私は独立党の心情党員になった人の気持ちがわかる、”心情”心情党員といったところです。

④finalvent
ご存じ「極東ブログ」のアルファーブロガー。政治経済から、国際問題、最新テクノロジー、果ては料理のレシピまで、教養の広さと深さには敬服します。
その知性にもまして興味深いのがブログならではの独特の文体を確立したことです。立花隆とは一味違う「知の巨人」系ジャーナリストといったところでしょう。

⑤Limor Fried
Ustreamの番組「Ask an engineer」を観ている日本人は何人いるでしょうか。日本では日曜日の正午くらいですが、実況しているニューヨークでは土曜日の夜です。
MIT出身の彼女はadafruit社の創業社長にしてエレクトロニクスのエンジニア。世界的にも米国的にも女性の科学者はともかく、女性のエンジニアで大成した人は珍しいようです。
この番組で知ったのですが、世界最初のプログラマーとされている女性、Adaの誕生日は「女性エンジニアの日」に制定されているようです。そして現代のAdaがLimor Fried(Lady ada)なのです。
英語で電子工作の解説は眠くなりますが、最後に黒猫「Mosfet」が登場するのが楽しみです。以前、「この猫はRoHS準拠か?」という書き込みが番組配信中にありました。米国にも”2ちゃんねらー”みたいな人はいるようです。

⑥KipKay
Make Magazine誌のサイトで動画「Weekend project」を連載。毎回、DIYの電子工作グッズを紹介する番組です。彼の本業は技術者ではなく、映像のクリエイターらしいです。以前、有名人向けのストーカー対策のグッズを紹介したことがありました。彼もまた有名人の一人なのでしょう。

⑦石井ゆかり
占いサイト「筋トレ」主宰で大ブレークした占星術師。もはや日本のJonathan Cainerと言ってもいいでしょう。
同じ占星術師でも、イケメンの鏡リュウジはテレビの人、学者肌の松村潔は活字メディアの人という印象があります。これに対し、石井ゆかりは典型的なネットの人でしょう。
占いの的中率ではCainerの方が上ですが、落ち込んだときに元気を与えてくれる占いという意味では「筋トレ」は最高です。

次期総理大臣は反ネオコン政治家に期待

久しぶりにブログを更新することにした。
菅直人首相の不信任案は否決されたが、おそらく数ヶ月以内に新しい総理大臣が誕生しそうである。
誰が次期首相になる可能性が高いのかはわからない。マスコミでは前原誠司氏や枝野幸男氏といった若手の名前が挙がっているようだが、私はどちらも支持しない。
リチャード・コシミズ氏によれば、前原氏は日中戦争を画策するネオコン政治家とのことである。若手でイケメンなのは好感が持てるが、戦争が起こってはたまらない。
一方、枝野氏は菅氏あるいは仙谷氏の傀儡に見える。つまり顔が変わるだけで管内閣とやることは変わらない。だったら最初から総理を替える意味がない。
3.11直後、福島原発問題について、毎日作業服姿でマスコミの前で弁解発言を繰り返した枝野氏。年が若いので嫌な仕事を上司の菅から無理矢理押し付けられたのではないか、と勝手に邪推してみたりもした。
私としては、次期首相は是非、反ネオコン色の強い政治家になってもらいたいと考えている。そうでないと日本は滅びる。そこで次期首相になってもらいたい政治家を自分なりに6人選んでみた。

①小沢一郎
②原口一博
③田中真紀子
④亀井静香
⑤樽床伸二
⑥鈴木宗男

①小沢一郎 待望論
対米従属外交、官僚主導の政治から親中外交、政治家主導の政治へ。ネットでの小沢人気は根強いものの、テレビ、大手新聞からしか情報源を持たないお年寄りやB層の小沢氏に対する拒絶反応は、依然として強そうだ。
最近、小沢氏はウォールストリートジャーナルで好意的に取り上げられているようだ。これは米国に歩み寄ったから、お許しが出たという意味なのか?真偽はわからない。
ただ小沢氏は表向きのリーダーよりも、”黒幕”が似合う男である。表と裏で別々のリーダーが組織に必要だとしたら、彼には裏、つまり実質的な最終意思決定者のポストを選択してもらいたい。

②原口一博 待望論
年齢も若く、テレビ出演も多いので、小沢派の政治家の中ではB層受けもいいだろう。一方、ツイッター政治家としても有名で、ネットオタクからも支持は得られるはずだ。
総務大臣時代は、ソフトバンクの孫正義氏が提唱する「光の道」構想に前向きであるとともに、政治ジャーナリズムの記者クラブ制度に疑問を呈するなど、彼がもう少し大臣を続けていれば、日本はよくなったはず・・・・と思っているのは私だけではあるまい。
彼が首相になれば、マスコミは小沢のロボットと批判しそうだが、彼の場合、ロボットはロボットでもAI搭載の高性能自律型ロボットだ。操縦者の命令にプラスアルファの付加価値政治サービスを提供してくれるだろう。

③田中真紀子 待望論
このタイミングで首相は厳しいかもしれない。もともと小沢派から首相を擁立する場合、彼女は人気と実力の両方から切り札的存在だったと思う。年齢的に若過ぎることはない。むしろ早く首相にならないと旬が過ぎてしまう。
だが首相になった場合、”真紀子節”が健在過ぎて、野党やマスコミから言質を取られ、「問題発言」問題に発展しないか心配だ。
いすれにしても、日本で女性の総理大臣を選ばなくてはならないとしたら、田中真紀子は人気アンケートでベスト5以内には入っているだろう。

④亀井静香 待望論
民主党から総理大臣を輩出しないという選択肢もある。細川内閣のときのように、連立政権の少数政党の党首を選び、さまざまな派閥の均衡を狙うのである。
民主党の代表を反小沢派から選び、連立政権の首相を小沢派が容認する別の党の党首から選ぶことで、双方が納得する、ということもあるのではないか。
国民新党の党首である亀井氏は、郵政民営化にストップをかける最後の牙城であり、反ネオコンという意味では小沢氏以上の存在かもしれない。

⑤樽床伸二 待望論
私がこの人の存在を初めて知ったのは、菅直人と争った民主党代表選のときだ。ミスターダークホースである。民主党内の小沢派と反小沢派の両者が妥協できる選択肢、という意味で、樽床首相の誕生は現実味を帯びる。
ただこの人が政治家としてこれまで何をしてきたのか、首相になったら何ができるのか、あるいは何をしようとしているのかはよくわからない。

⑥鈴木宗男 待望論
これはあり得ないだろう。すばり首相より脇役の閣僚の方が向いている。対ロシア外交のエキスパートとして、ロシアから石油を輸入するルートを作り、日本経済全体とまでいかなくとも、北海道経済だけでも立て直してもらいたい。
B層からすれば鈴木氏はいまだ”悪い人”なのだろうが、引退前に日本のために、あるいは北海道のために、何とかもう一仕事お願いしたい。